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苫小牧民報

カシューナッツアイスを共同開発 萠運輸と北日本広告社-苫総経高生徒のアイデアも

苫小牧総合経済高校の生徒の意見に耳を傾ける近澤社長(中央)

 苫小牧市の萠運輸(拓勇西町)が、カンボジアの自社農園で生産したカシューナッツを原料に使うアイスキャンディー開発を進めている。市内元中野町の北日本広告社苫小牧支社との共同で、札幌市のアイス専門店の協力を得ながら来年2月ごろまで試作と改良を重ね、市場ニーズに合った開発を展開。来年4月ごろの商品化を目指す。市場可能性を探る手法として、通常は資金調達を目的とするインターネット上のクラウドファンディング(CF)を活用するユニークな取り組みで、その成果が注目されそうだ。

 萠運輸は2018年度に市のイノベーションマッチング事業を活用し、カンボジアでカシューナッツ栽培をスタート。来年をめどに最初の生産品を日本に輸出する見通しだ。

 北日本広告社とのアイス共同開発は今年度に実施した同事業がきっかけ。若年層向けの需要先として可能性があること、さらに北日本社の社員が札幌のアイス専門店「アイスタッシュ」とつながりがあったことから新たな事業展開の可能性を探ることを決めた。

 すでに新商品開発は始まっており、若い世代の意見を反映させるため、苫小牧総合経済高校マーケティング部が全面協力。今月16日には同部員12人が集まり、開発するアイスについてアイデアを出し合った。25日には両社の担当者に発表する予定といい、伊藤真羽部長(2年)は「みんなが好きな味のアイデアを出し合っている。たくさんの人がおいしく食べてもらうようなアイスを作りたい」と意気込みを語る。

 萠運輸の近澤洋太社長は高校生たちが話し合う様子を見ながら、「カシューナッツの形から『三日月』と表現する声が新鮮だった」と大きな期待を寄せる。これらのアイデアはアイスタッシュに持ち込み、製品化が可能かどうかを検討する予定で、北日本広告社の大山龍宏主任は「われわれには出せないアイデアを生かしたい」と話す。

 試作品は来年2月ごろまでに500個程度を作る考えで、CFの出資者の世代や性別などをマーケティングし、市場可能性を確認する。支援者にはアイスキャンディーを返礼品とする予定。

 出資者から募った意見などを参考に改良を重ね、4月ごろの本格販売を目指す。近澤社長は「新商品化に挑戦し、ゆくゆくは苫小牧の名物にしたい」と笑顔で話している。

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