搬器を取り付けてオープンに備えるスタッフら

12月オープンへ・1基1基慎重に

　カルルス温泉サンライバスキー場（登別市カルルス町、佐藤義雄支配人）で２２日、リフトの搬器取り付けが始まった。周りの山々では紅葉が進む中、シーズンの到来を前にスタッフらが慎重に作業に臨んだ。今年は１２月１４日のオープンを予定している。

　ゲレンデには三つのリフトがあるが、第１、３リフトが取り付け対象。初日は第３リフトに９０基の搬器を設置した。スタッフら１１人が手分けして、リフト乗り場で１基当たり約９０キロの搬器を持ち上げてワイヤーに接続。安心・安全に楽しんでもらおうと、１基ごと慎重に取り付けていた。

　きょう２３日には第１リフトで１０９基の搬器を取り付ける。重りを乗せて負荷を掛けた状態でのブレーキテストも行い、安全性を確認する。１２月９日には安全祈願祭を開く。

　今季は来年３月下旬までのオープンを予定。担当者は「安定した積雪に期待して多くの方に利用してもらいたい」と話している。詳細は同スキー場、電話０１４３・８４局２８７２番へ。