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室蘭民報

道が「IR」の道民向け地域説明会を開催【苫小牧】

「依存症が心配」「経済効果高い」

道が苫小牧で開いたIR誘致に関する説明会

 道は23日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を表明している苫小牧市内で道民向け地域説明会を開いた。

 参加した約200人からは賛否両論の意見が出た。道は参加者の声を年内誘致の是非を決める鈴木直道知事の判断材料とする考え。

 市民会館で開かれた説明会で槙信彦観光局長は、苫小牧市への誘致が実現した場合には1500億円の売り上げのうち、6割はカジノが占める試算を説明した。さらに、海外のIRの事例を紹介しながら「道の基本的な考えは、自然とつり合う施設を誘致のコンセプトに掲げている」と述べた。

 参加者のうち18人が発言した。このうち自然環境への懸念では「ラムサール条約に登録されているウトナイ湖への影響は」「美々川や森林が破壊されるのではないか」などの声が上がった。槙局長は「自然を損なうような開発は考えていない」と回答。

 ギャンブル依存症についても「患者を生み出さないためにもカジノは必要ないのでは」「経済も大事だが子どもの生活環境を守ってほしい」などの意見が出された。

 一方では、「就職で市外に流出する若者を食い止めることができる」「IRは苫小牧を世界にアピールできるビッグチャンス」「国際会議の誘致など経済効果は高い」などの賛成意見もあった。

 道は25日に釧路市で最後の説明会を開き、全5回分のアンケートを取りまとめて知事判断の一つに活用するという。

「IR誘致反対」、市民の会が抗議活動

横断幕やプラカードを掲げてIR誘致に反対する市民団体

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致に反対する市民団体「カジノ(賭博場)誘致に反対する苫小牧市民の会」は25日から、苫小牧市役所前で抗議活動を始めた。篠原昌彦共同代表は「子どもの未来にカジノはいらない。市民の声を聞いてほしい」と市議会臨時会が開かれる28日まで続けるという。

 同会のメンバーら約50人が参加。「民意置き去りでカジノを推進するな」「自然を壊して金もうけか」「勝手に議会で決めずに市民の声を聞いて」などと、プラカードを持ち、職場に向かう市職員らに訴えた。

 篠原共同代表は「多くの市民が反対しているIRには絶対に反対。鈴木知事には道民の目線で判断してほしい」と述べた。

 市議会臨時会では、IR誘致を推進する決議案が審議される予定で、篠原共同代表は「市民を無視している」と抗議活動を続けることにしている。

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