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室蘭民報

良質ビートの甘~い香り、道南製糖所で製糖作業始まる【伊達】

ベルトコンベヤーで運ばれる泥んこのビート=23日

 北海道糖業道南製糖所(伊達市館山下町、秦泉寺敦所長)でビート(テンサイ)の製糖作業が始まった。甘い香りが漂い、煙突からはもくもくと水蒸気が上がる。天候に恵まれた今季は原料が良質で、製糖量は平年をやや上回る4万2千トンほどを見込んでいる。

 16日からビートを受け入れ、17日から操業を開始した。胆振、日高、渡島、石狩、桧山、後志の各管内の作付面積計4347ヘクタールで収穫した物を受け入れる。今季は雨が少なく、原料は平年並みか、やや大きめ。平年並みの25万トンを確保する見通し。糖度は16・7%程度で平年並みという。

 工場周辺はビートを満載したトラックやトレーラーが行き交う。順番にベルトコンベヤーに泥の付いたビートを降ろし、工場内に搬入。洗浄し、切り刻んで糖分を抽出、約16時間かけて砂糖にする。1日約3千トンの原料を処理する。

 ビートは朝晩の寒暖差があることで糖分が増すという。総務課では「今季は雨が少なく、ビートが健康なので今後も糖分は伸びるだろう」と期待を込める。原料の受け入れは12月22日ごろ、製糖作業は来年1月24日ごろまで24時間体制で続く。

 完成した砂糖は「ほのぼの印」で愛されるグラニュー糖、上白糖で店頭に並ぶ。

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