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室蘭民報

後絶たない「危険横断」…室蘭署、パトロールなど対策強化【室蘭】

今年9月、室蘭市東町で横断歩道のない場所を渡った歩行者をはねた乗用車(一部加工しています)

 室蘭警察署管内(室蘭、登別)で先月から、横断歩道のない場所を高齢者が渡って事故に遭うケースが相次いでいる。法的にはドライバー側の注意義務違反になるが、「確認して渡れば問題はない」といった、いわゆる「危険横断」が後を絶たない。

 ■近くに横断歩道

 9月16日午後6時半ごろ、室蘭市東町2の市道で横断歩道のない場所を渡っていた70代男性が、乗用車にはねられた。同署は車を運転していた登別市内の男(39)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。跳ねられた男性は頭などを強く打ち、4日後に死亡。また、10月3日午後5時ごろ、市内日の出町2の市道で同様の事故があり、70代女性が足などにけがをした。いずれも徒歩で数分の距離に横断歩道があった。

 同署によると、管内で発生した人身事故のうち、危険横断による事故の件数は、2016年(平成28年)12件、17年5件、18年3件、今年は10月8日現在で2件と減少傾向にはある。しかし、市内東町の事故現場で、10月のある日の午後3時から30分間、渡った約40人のうち、10人余りが横断歩道を渡らないなど、危険横断は絶えないようだ。

 中には、目の前に突然現れた歩行者に対し、ドライバーが徐行し、道を譲るケースもあった。横断歩道を渡らなかった80代女性は「近道のため、良くないと思いながら渡ってしまった」と吐露した。

 ■歩行者も意識を

 同署では2件の事故が、パチンコ店前で起きたことから、「危険道路横断」の文字を強調したオリジナルのポスターを初めて作製し、管内のパチンコ11店舗に掲示を要請した。

 事故現場付近のひまわり室蘭店(東町、村田将士店長)では、店舗の出口にポスターを掲示した。堤康祐副店長は「悲惨な事故を繰り返さないためにも啓発に協力していきたい」と話した。パチンコ&スロットビクトリア(日の出町)の川島浩二店長も「利用客に向けた店内の定時放送なども併用し、注意を呼び掛けたい」と積極的だ。

 また、交通第一、二課だけでなく、全署を挙げてのパトロールを初めて実施している。人通りが増える日没前後の1、2時間、商業施設などを中心に行っている。

 日増しに日照時間が短くなって日没が早まっている。同署交通第一課の尾見富雄課長は、事故を減らすために「ドライバーのスピードダウンなどはもちろんですが、危険横断をしないという歩行者側の意識も大切です」と、双方の事故に対する意識向上の重要性を訴えている。

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