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苫小牧民報

馬に食べさせ草刈り いぶり自然学校、植苗小中で試行

熱心に「草刈り」する馬のナナ

 苫小牧市のNPO法人いぶり自然学校(上田融代表)は12日、苫小牧植苗小中学校で馬による草刈りを試行した。上田代表が会長を務める市環境基本計画推進会議の10月の会合で、来年度の事業案として浮上した企画。馬が食欲の赴くまま草を食べて効果を上げつつ、児童も触れ合って環境について学んだりし、上田代表(45)は「有意義な時間になった」と笑顔を見せた。

 公共施設の草刈りを馬が代行して人力や草刈り機の燃料を省き、馬ふんも堆肥として有効活用する企画。この日は事業化を見据えた実績づくりを目的に、いぶり自然学校で所有する馬の「ナナ」が敷地内4アールのクマザサを食べて草刈りし、同小1、2年生15人の授業にも活用した。

 ナナはばん馬と外国馬との交配種の牝で5歳。牧草を1日に15キロ以上を食べるといい、クマザサはおやつ程度。電気柵を張り巡らせた敷地内で、ナナはおいしそうにクマザサをはんでいた。児童や生徒らが休み時間に周囲に集まっても微動だにせず、落ち着いた仕事ぶりを見せた。

 1、2年生の児童は「生き物と仲良く」を授業テーマにナナと触れ合った。クマザサを集めて餌やりし、丁寧にブラッシング。2年生の諸橋翔太君(8)は最初はおっかなびっくりだったが「おなかに触ったらちょっと温かかった。もう怖くない」と笑顔だった。

 馬ふんも集めて、来春まで発酵させ、肥料として使う。

 上田代表は「単なる草刈りも馬がいるだけで、宝物のような空間になる」と強調。「『馬が蹴るから危ない』などと心配する人もいるが、しっかり仕事も授業もこなしてくれた。苫小牧の学校では馬が草を刈っている―と注目度を高める事業になるかもしれない」と期待を込めた。

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