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室蘭民報

新青果市場建設へ、「丸果室蘭青果」が経営立て直し【室蘭】

仲卸業者と経営健全化に向け協力することで合意した丸果室蘭青果

 室蘭市公設地方卸売市場(日の出町)の移転を巡り、市は20日までに、青果部の新たな市場を建設する方針を固めた。大卸業者と仲卸業者が経営健全化に向け協力することで合意した。今後、大卸業者の経営陣に仲卸業者が就任する。今月下旬に青果市場関係者が青山剛市長に合意事項を説明するほか、新市場整備に向けた要望書を提出する。

 青果大卸業者「丸果室蘭青果」の豊島良明代表取締役社長は室蘭民報の取材に「経営と借金の問題について仲卸業者の主導で解決していく考え方に至った。市場存続に向けて青果業界としてまとまった」と話し、市と新青果市場建設に向け協議を進めていると明らかにした。

 新青果市場の建設地は、青果部と分離し室蘭高等技術専門学院跡地(東町)に全面移転する水産物部の新市場建設(2020年6月完成)を控えていることから、イタンキ浜周辺を視野に検討する。完成時期は水産物部の新市場と同時期を目指す。

 大卸業者が施設使用料約1億4千万円を滞納している問題については、経営陣を刷新するなど経営健全化策を進める。仲卸業者の出資により、資本の入れ替えを行う。豊島氏は代表取締役社長を退く意向。退任時期は「未定」としている。新社長には仲卸業者「西尾青果」代表取締役社長の西尾清隆氏が浮上している。

 市への未収金解消に向け、金融機関の助言を受けて収支経営改善計画を作成する。仲卸業者が卸業者を通さず産地と直接取引する「直荷(じきに)引き」を全面解消し市場取引の秩序を保つとともに、収益構造を確立する。市が青果市場建設の条件として「健全な財務状況」と「収益確保」を示しているため、青果流通機能の再構築を目指す。

 要望書は(1)大卸業者再建に向け青果業界として合意した事項(2)移転先についての要望として新水産市場との連携による新青果市場整備―を求める内容。29日をめどに青山市長に提出する。

 市は青果市場存続判断について、第3回市議会定例会(9月)で「(2019)年度内に下す」との考えを示しており、赤石壮史農水産課長は「青果仲卸業者が一致団結して動き出した。これから青果市場整備に向け経営改善計画の具体的検討を進めていく」と話した。

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