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室蘭民報

旧絵鞆小問題で青山市長、CF成功に軽視できず【室蘭】

「クラウドファンディング成功は軽視できない」と語る青山市長

 室蘭市の青山剛市長は25日、市役所で定例会見を開き、旧絵鞆小の存続を目指す市民団体がクラウドファンディング(CF)などで一定資金を調達したことについて「市として軽視できない」と語った。スコットランドのアバディーン市と、水素を核にした産業振興を内容とし、覚書の調印について合意したことを明らかにした。

 市民団体の動きを受け、旧絵鞆小の体育館棟解体費の執行を留保している問題について「団体はCFなどで1700万円の資金を確保しており、施設の維持補修も行う考え。売却公募が不調になった時とは状況が違い、こういった動きは市としても軽視できない。慎重に対応を検討したい」とした。

 また、今後も議決後に議決と違う方向で市に再考を求める同様事案が発生した場合の対応については「可能性はある。難問だが、どう取り扱うかを考えていかなければならない」と述べるにとどまった。 

 市はJXTGエネルギー製造停止後の後継事業として、海外から再生可能エネルギー由来の水素を輸入し、エネルギーとして活用するサプライチェーン構築の可能性を探っているが、市長は今月、欧州視察を実施した。

 市長は成果を強調し「市内企業や室工大で水素の研究が進む。覚書については、両市で情報を共有し、国際的な二酸化炭素削減へしっかりとネットワークを図っていこうという内容を想定している」と語った。

 祝津ふ頭の大型港湾荷役施設アンローダーを撤去した後、石炭を荷揚げするバースは崎守ふ頭に見直す方針を示した。ただ、現在ストックしている企業の大量の石炭については、そのまま祝津に置く見通しという。

 課題となっているだんパラスキー場の振興に向け、民活により公園の魅力を高めて、行政の維持管理費低減を図るパークPFIの導入可能性も「検討する」とした。

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