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室蘭民報

ウポポイPR盛ん、「登別観光」も周知へ【登別】

通訳機器導入やガイドマップ作製

整備が進むウポポイ。登別への入り込み増も期待される

 民族共生象徴空間ウポポイ(白老町)の来年4月の開業効果を広げようと、登別市内でもPRが盛んだ。さまざまな事業を通じてアイヌ文化に触れたり、登別に足を運んでもらえる取り組みを模索している。

 「年間約400万人が訪れる登別観光だが、これまで以上に集客が見込まれる。ウポポイをPRできる格好の機会となる。ウポポイに加えて、市内の関連施設なども幅広く周知したい」。25日に開かれた登別市議会観光・経済委員会。委員からの質問に答えた観光経済部商工労政グループの大澤玲裕総括主幹は力を込めた。

 市には9月30日、アイヌ政策推進交付金として、2019年度単年度分で約3500万円の交付が決まった。全5カ年計画での全体事業費は約10億円。

 同委員会では、アイヌ政策推進交付金を活用した事業で、第4回定例会に上程される案件ついて説明があった。JR登別駅で冬期間行われている手荷物運搬のポーターサービスでは、初めてウポポイを紹介するビブスを着用して行う。通常はオレンジ色のビブスに多言語でサービスを紹介していたが、新たにウポポイの文字やロゴマークの活用を想定している。

 ウポポイや同駅周辺の飲食店などを観光客に紹介できるよう、通訳機器も8台新たに導入。荷物運搬の際に活用する。ウポポイや登別ブランド推奨品、市内の宿泊施設などを掲載する周遊ガイドマップも作る。日本語のほか英語、韓国語、繁体字、簡体字バージョンをそれぞれ手掛ける。

 ウポポイの周知は各所で盛ん。11月下旬に中国で行われた北海道登別洞爺広域観光圏協議会(会長・小笠原春一登別市長)のトッププロモーションでも、小笠原市長や戸田安彦白老町長がウポポイの開設をPRした。日本温泉協会(東京)の20年度会員総会が来年6月に登別で行われる。11月上旬に視察で役員が訪れており、登別国際観光コンベンション協会の大野薫専務理事は「会員総会の一環で行われる視察研修(エクスカーション)で、ウポポイを訪れることも決まりました。白老と登別の連携の深まりに期待したい」と話す。

 ウポポイを巡っては、認知度アップが課題。今月12日に行われた道議会決算特別委員会では、ウポポイの認知度が道内で35・4%、道外で5・2%と“苦戦”が伝えられている。一大プロジェクトが入り込み増への起爆剤となるか。関係者は固唾(かたず)をのんで見守っている。

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