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室蘭民報

大学や専門学校への「勧誘」功奏し消防団団員が増加【室蘭】

市立室蘭看護専門学院で行われた卒業生の団員による説明会(提供写真)

 自分たちのまちは自分たちで守る-。室蘭市消防団(佐藤幸男団長)の団員数が増加している。市内の大学や専門学校を消防本部職員と卒業生の団員が訪れ、活動内容や入団後の体験談を周知するなど、学生を積極的に勧誘していることが功を奏している。

 団員数は1999年(平成11年)に356人だったのが、高齢化や転勤などで退団者が相次ぎ、入団者数も伸び悩んだため、2018年には270人まで減少した。こうした事態を打開すべく、室蘭市消防本部は3年前から学校訪問による説明会を開催。職員が消防団の年間行事や各種訓練、防火指導について説明した後、卒業生の団員が入団の動機、消防団で体験したことなどを伝え、学生に消防団活動についてイメージしやすくなるよう工夫した。

 さらに、3万1500円以上の年額報酬、火災時の出動や研修、訓練へ参加するたびに支給される5千円程度の出場報酬、5年以上の在籍者へ支給される20万円以上の退職報償金、就職活動で活用できる学生消防団活動認証制度、飲食店で割引などの特典が受けられる消防団員プレミアムカードの周知をすることで、入団の動機を後押しした。

 19年4月には274人と増加に転じ、12月1日現在で282人(充足率96・5%)になった。本年度入団した21人中、19歳以下が8人、20~29歳が5人と半数以上を占めるなど、効果は着実に表れている。消防本部の坂本実消防指令(消防団本部長)は「団員数の増加とともに、若返りを図り、定員(292人)にも近づけたい。知らないところに一人で入るのはハードルが高いと思うので、これからも団員と一緒に勧誘活動を行っていきたい」としている。

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