北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

「高齢者の居場所」に定着、登別社協が事業拡大も検討【登別】

「地域拠点丸ごと支え合い事業」で行われている付き添いによる買い物支援(上)と介護予防体操(下)

地域拠点丸ごと支え合い3年目

 登別市社会福祉協議会(山田正幸会長)が実施する、商業施設内の空き店舗を拠点に、買い物支援と居場所づくりを一体的に進める「地域拠点丸ごと支え合い事業」が3年目に入った。交流の場を良くしよう―と、利用する高齢者の中から活動内容を自ら決めるなど主体性が生まれ、少しずつ地域の居場所として定着している。市社協は今後、同事業での取り組みを参考に他地域でも社会資源や住民ニーズに合った支援の在り方を模索したい考えだ。

 2017年度(平成29年度)7月、幌別東小学校区を対象に同事業をスタート。ショッピングセンターアーニス(中央町)と協定を締結し、同施設内の空き店舗を活用して「あえるSTATION」を開設。月額3千円(自宅までの送迎無料、月1回の食事付き)で週に1度、介護予防体操や福祉相談、利用者らとの談笑のほか、買い物支援も一体的に行っている。

 18年度からは、ニーズの高まりを受けて幌別、幌別西の両小学校区へ範囲を拡大。参加者は60~90代の高齢者。利用者は17年度に延べ520人が18年度には延べ936人。今年9月末時点では479人が利用している。

 開設当初は、介護予防体操や月1回の食事会などによる交流が活動のメインだったが、最近では地域住民によるボランティアスタッフや利用者らが主体となり、七夕飾りや果物狩りなどの季節に合わせたイベントのほか、拠点への本の提供など「交流の場を良くしようという機運が高まった」(市社協)という。

 担当する市社協の大矢みはるさんは「週1回の楽しみになっている人もいる」と利用者の声を紹介。「3年目を迎え、地域の高齢者の居場所として定着してきた」と話す。

 市社協によると現在、登別や鷲別の両地区などからも買い物支援の要望があるとして「あえるSTATIONでの取り組みを参考にして、社会資源や住民のニーズなどそれぞれの地域の特性に合わせた取り組みを検討していきたい」と今後を見据えている。

 同事業は幌別、幌別東、幌別西の3小学校区に住む75歳以上の独居で近隣に頼れる親族がいなく、日ごろ外出や買い物などに困っている人が対象。申し込みや問い合わせは市社協、電話0143・88局0860番へ。ボランティアスタッフも募集している。

関連記事

十勝毎日新聞

盆踊り会場はわが家 太鼓演奏と歌を生配信【上士幌】

 自宅で生演奏で盆踊りを楽しんで-。上士幌町の和太鼓グループ「ナイタイ高原太鼓 響(きょう)」(吉田ちはる代表、会員19人)は16日、動画共有サイト・ユーチューブで盆踊りの太鼓演奏と民舞会の歌を配...

十勝毎日新聞

「LAND」開設1周年 ビジネススクール公開収録【帯広】

 とかち財団(長澤秀行理事長)が運営する事業創発拠点「LAND(ランド)」(帯広市西2南11、天光堂ビル1階)の1周年記念事業が7、8の両日、同施設で行われた。一般開放してセミナーや物品販売を実施...

十勝毎日新聞

空襲体験者「担架の血の色 克明に」 語り部の会【帯広】

 1945(昭和20)年7月15日、米軍の空襲で1歳から17歳までの5人が犠牲になった「帯広空襲」から75年。帯広市・核兵器廃絶平和都市宣言推進実行委員会は8日、市図書館で語り部の会「『内壁に刺...

函館新聞

晴れ間に「日暈」現象 函館市内で見られる【函館】

 8日の渡島・桧山地方は気圧の谷ながら高気圧に覆われて晴れ間がある時間もあり、函館市内の上空では太陽の周りに輪ができる「日暈(ひがさ)」が現れ、薄い雲の空に輪がくっきりと浮かんだ。  日暈現...

函館新聞

Nゲージ走る テーオーで「夏休みちびっこ鉄道フェア」【函館】

 テーオーデパート(函館市梁川町)1階で8日、鉄道模型・Nゲージの走行会やクイズラリーなどが楽しめる「夏休みちびっこ鉄道フェア」が始まった。9日まで。  同デパートとJR北海道函館支社、道南...