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室蘭民報

税の役割、概要学ぶ…室工大生に信山税務署長が講演【室蘭】

学生を前に講演する室蘭税務署の信山署長(右)

NISAの狙いなど解説

 室蘭税務署の信山道広署長が講師となった学生向けの税に関する講演会が4日午前、室蘭工業大学(室蘭市水元町)であり、亀田正人准教授の授業「経済事情」を受講する学部1年生180人が税制全般や消費増税などに理解を深めた。

 信山署長は、税の意義や役割に始まり、主な税の概要を分かりやすく説明。少額投資非課税制度(NISA)は「預金に偏る日本の金融資産を動かし、株式市場や企業など経済活動の活性化や、老後の資産形成を促す狙いがある」と取り上げた。学生に身近なアルバイト収入に対する所得税の課税基準や、10月の消費増税に伴う軽減税率制度にも触れた。

 大学卒業後、社会に出てからの納税額を知ってもらおうと、年間納税額の具体例も示した。市内企業に就職した社会人2年目、1人暮らし(年収293万円、自動車保有、飲酒・喫煙あり)の場合、年間約80万円になると紹介。インターネット上の広告収入や、オークションサイトなどでの売り上げも一定の金額を超える場合は年齢にかかわらず課税対象となり、無申告の場合は加算税や延滞税が課せられることを伝えた。

 学生からは、確定申告の時期になると経費と称して自動車などを購入するケースがあるが税制上の線引きはどこにあるのかといった質問が出ていた。授業後、信山署長は「学生には道路の舗装など公共サービスは税金で成り立っていることを知ってほしい」と話していた。

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