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室蘭民報

G20土産に阿波銘木の机上名札、道内企業で初採用【登別】

阿波銘木が製作し各国のG20出席者に配布された国名が刻印された机上名札(同社提供)

 日本で初開催となった、主要20カ国・地域会議、各閣僚会合(G20、6~11月)で、登別市鷲別町の木材製品製造会社「阿波銘木」(大住美春社長)の机上名札が出席者に贈られる土産品として道内企業として初めて採用された。各国の国旗や紅葉など日本伝統のデザインを施し、国境を超えた「もてなし」で存在感を示した。

 阿波銘木の机上名札は縦8センチ、横22センチ、厚み3・5センチ。木材は道産のエンジュを使用。日本製と一目で分かるよう、表面には国旗とG20のロゴのほか、色づく紅葉をあしらったステンレス製名板(縦10センチ、横28センチ、厚み1・5ミリ)を付けたデザイン。会議終了後に出席した関係者に配布した。

 同社の机上名札は映画やテレビドラマで美術協力を行っており、技術力の高さを省庁関係者が注目。製作依頼を受けた。

 その後、職人の派遣などで故大住盛智前社長と縁が深かった北海道立総合研究機構(道総研)工業試験場(札幌)に技術協力を依頼。出来上がった名札は、開催地のホテルに直送するなどして納品した。

 今回のG20では、加盟20カ国以外に国連などの国際機関や招待国も含めて37の国・地域の国際機関の閣僚らが出席。首脳会合(サミット=6月28、29日・大阪市)をはじめ、外務大臣会合(11月22、23日・名古屋市)まで全国9地域で会議・会合を実施した。

 同社は道産材を中心に、餅臼やデザイン表札のほか、アクリル製品、和太鼓を自社工場で一貫生産する。サンドブラストやレーザー加工、旋盤による特殊加工を得意とし、天然木を生かしたオリジナルな逸品を提供。古くなった木工製品の修復も手掛ける。

 大住社長は「道総研の皆さんは限られた時間の中でレプリカ、試作と助けていただき感謝している」と話し、「先代の社長の人脈の大切さを感じるとともに、提案させていただいた道産エンジュ材が採用されたことはとても誇りに思っている」と笑顔を見せた。

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