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室蘭民報

市議会一般質問、やじ飛び交いかみ合わず【苫小牧】

IR見送りで賛否の議論

 苫小牧市議会は9日、一般質問を継続。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を巡る議論は賛成と反対のやじが飛び交う白熱した中、冨岡隆議員(共産党)はIR誘致の「失敗責任」を追及。岩倉市長は「IR誘致の挑戦で得たものを次のまちづくりに生かしていく決意であり、決してムダにはなり得ない」と責任論を一蹴した。

 冨岡議員は「私たちは知事の判断に議場でバンザイをしたいくらいだ」と述べた上で「市長には反省の一かけらもない。市長が6年間にわたり、勝手に猛進してきた」と発言。「なぜ、知事が断念に至ったのか分かるか」と質問。岩倉市長は「知事、道庁の真意を確かめる必要がある。道の条例では環境アセスの必要はない面積(50ヘクタール未満)であり、考えを見極めたい」とこれまで通りの答弁。

 これに対して冨岡議員は「道民アンケートの結果や苫小牧市民の署名も大きかった」などと知事の判断に至った経緯について持論を展開。議場内からは「勝手な想像だろう」「(冨岡議員に知事の考えが)分かるわけがないだろう」など激しいやじが飛んだ。岩倉市長は「知事、道庁のことは私には何とも言えない」と述べ、知事、副知事から説明を受けるとの考えを重ねて示した。

 加えて冨岡議員は「市長はなかなか諦めると言わない。IRのないまちづくりに切り替えるべきではないか」と詰め寄った。岩倉市長は「IRが実現しなくても、国際リゾート構想を深掘りしてチャレンジしていくと何度も申し上げている」と不快感を示した。

 この後、池田謙次議員(公明党)が「市長に反省を求めているが、何か瑕疵(かし)があったのか」として、冨岡議員の発言の削除を求める動議を提案。一般質問は午後1時すぎから中断し、議会運営委員会で議事録を精査して協議。冨岡議員の発言について「言い過ぎの部分もあり、説明が足りなかった」と結論付けた。また、岩倉市長の一部発言について正副議長が申し入れを行った。

 一般質問は午後3時ごろから再開され、最後までかみ合わない議論が展開された。

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