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室蘭民報

児童虐待の背景にDV、連絡調整会議で関係機関が情報共有【胆振】

配偶者へのDV防止に向け、関係機関へ協力を呼び掛ける小島課長

 胆振管内配偶者暴力相談支援連絡調整会議が10日、室蘭市海岸町の胆振総合振興局で開かれ、配偶者の暴力被害(ドメスティックバイオレンス、DV)に関する道内の状況について、関係機関から30人が出席して情報を共有した。

 開会で胆振総合振興局保健環境部環境生活課の小島圭介課長は「児童虐待の背景には、配偶者へのDVが大きく関わっているといわれている。パートナー同士、互いに人権を尊重し、暴力によって被害者にも加害者にもならないような社会になるよう取り組んでいきたい」とあいさつした。

 道内20カ所に設置されている配偶者暴力相談支援センターへの2018年度(平成30年度)中の相談は2783件、このうち胆振管内は114件と横ばいで推移。一方、道警における配偶者の暴力事案などの相談は3291件(同259件増)と、事案の凶悪化を背景とした対策の強化で増加傾向にある。

 同センターの相談事案のうち、一時保護されたのは190件(前年比29件減)と減少傾向。道では、道警による一時避難に係る公費負担制度が15年度に設けられたことや、避難先の民間シェルターでは、身元が分かるスマートフォンを預けなければならないなどの制約があることが要因ではないかと推測している。

 同会議は、胆振管内各市町、胆振総合振興局、法務局、警察署、民間の保護団体など39機関で構成。関係機関が連携や相互協力しながら、DV被害者の保護と自立支援対策の充実を図っている。

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