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室蘭民報

広がる景観美、展示工夫―ウポポイの内部初公開【白老】

ステージ背面のガラスからポロト湖を望むことができる体験交流ホール

 白老町のポロト湖畔で整備が進む国家プロジェクト・民族共生象徴空間・ウポポイの核施設で、東京以北初の国立博物館となるアイヌ民族博物館などの内部が19日、報道陣に初公開された。近代的な建物の内部は、アイヌ文様をデザインしたサインを備える展示室をはじめ、大きく採られた窓から湖を望む景観美が広がり、屋外施設と一体のフィールドミュージアムを印象付けた。

 中核施設の同博物館は高さ20メートル、3階建て。2階は基本展示室と特別展示室を設置。白を基調にした基本展示室、黒い壁で価値の高い史料をじっくり見ることができる特別展示室と対比している。

 基本展示は言葉、歴史、暮らしなど6テーマで構成し、アイヌ文様をデザイン。伝統的衣装や工芸品など700点を超える史料が並ぶ予定。特別展示は間仕切りで小部屋を作っての回遊型展示も可能で、海外の史料など2カ月ごとに内容を変えるという。

 2階ロビーは眼前いっぱいに窓が広がり、湖や公園、体験交流ホールなど施設が一望できる。

 アイヌ古式舞踊などが見られる体験交流ホールは鉄骨造り2階建て。ホールは536人収容。半円形のステージは客席と距離が近く、奥の幅9メートル、高さ5メートルの借景窓が印象的。奥には伝統的コタンのチセ(家)も見える。白い幕で覆うこともでき、CG映像を映し出すプロジェクションマッピングの演出もできるという。

 体験プログラムの準備を進めている、アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部の村木美幸副本部長は「博物館で有形の史料、フィールドでは無形の文化財を体感してもらい、多くの人にアイヌ文化を理解していただく重要な場所」と強調。「オープンまであと127日。スキルアップしながらプログラムを磨き、文化伝承に取り組んでいきたい」と意欲を語った。

 来年4月24日の開業を前に、主要施設がほぼ完成したことから北海道開発局が報道陣に公開。関係者が整備状況を説明した。

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