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室蘭民報

スケソ漁が最盛期へ…登別沖の「魚群反応」に期待【登別】

盛漁期を迎えているスケソ漁=10月、登別漁港

 胆振、日高、渡島管内の道南太平洋海域のスケソウダラ刺し網漁が盛漁期に入った。今季は10月の出足が良く、4漁協累計(11月末現在、速報値)で4315トンと昨年同期比4割増で推移しているが、11月からはしけなども続いて水揚げがやや不安定。一方、1キロ当たりの単価も同比で30円安い74円でトータル金額は3億1800万円にとどまる。来遊調査では登別沖で魚群の反応が「比較的強い」状況で、にぎわいを取り戻しつつある。

 「序盤のしけの影響で出漁回数は少ない。今後、漁場がおかに寄ってくると良くなるのではないか」。室蘭・イタンキ漁港(室蘭市東町)で漁をする漁業者は出漁回数の少なさを嘆いた。

 スケソ漁は、年末年始の贈答用に雌の卵巣(タラコ)の需要が高まる12月~1月に最盛期を迎える。10~11月にかけてしけが続くなど、不安定な漁模様が続いている影響で、漁の安定には海況の好転がポイントとなる。

 道立総合研究機構函館水産試験場によると、11月13~27日に実施した同海域でのスケソウ産卵来遊群分布調査では、平均魚群反応量は「前年同期を下回った」としている。一方、登別沖で「魚群反応が比較的強い」とのデータもある。

 「主力漁」と位置付けるいぶり中央漁協では、10月1日の解禁から2カ月が経過し、解禁からの「はしり」は、しけの影響で前年より500トン少なく推移したが、現在は3400トンとようやく水揚げが増え始めたという。

 調査では胆振沖(主に登別沖)で「やや強い反応はあった」としており、水産加工会社の原料確保など需要が高まる時期と重なるため、同漁協は「10月まで水揚げは少なかったが、11月に入って上向いてきた。漁期は来年3月末まで続くので今後に期待したい」と話した。

 スケソ漁は国が漁獲可能量(TAC)を設定し資源を管理する。今季の同海域枠は4万3800トンだが、2011年(平成23年)以降は当初枠に届いていない状況だ。胆振総合振興局水産課は「平均で60隻弱が出漁しているが、今季は序盤にしけが影響し苦戦した。海況が好転すると漁は増える」とみている。

 同試験場調査研究部は「魚群反応は渡島から日高海域にかけて、水深350~450メートルで観察された」と指摘。ただ、海水温は登別沖では平年(02~18年度平均値)より2度上回ったため、「噴火湾周辺の産卵場へ向かう成魚の移動に影響を与える可能性が考えられる」と分析している。

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