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根室新聞

管内漁業生産380億円 16年ぶり低水準の見込み【根室】

量、金額とも大幅減となったサンマ漁の水揚げ

 根室振興局水産課はこのほど、令和元年の根室管内漁業生産状況をまとめた。全魚種の合計数量は11万5580トン、金額は381億6324万円で、前年比で数量、金額ともに下回る見込みとなった。根室管内の漁業生産額が400億円を切るのは平成15年以来16年ぶり。

 まとめは、2019年1月~10月の集計値(概数)に、2018年11、12月の集計値(概数)を加算したもので、確定値ではない。  これによると、全魚種の合計数量は11万5580トンで前年比14パーセント下回り、金額は381億6324万円で同13パーセント下回った。前年に比べて約55億円の減少で、平成15年に386億円に低迷して以来の低い生産額となる。

 魚種別ではサケが前年比15パーセント減の9536トン、金額が同27パーセント減の61億4633万3千円。サンマが同62パーセント減の1万6729トン、金額が同38パーセント減の58億3108万6千円となっている。

 また、ホタテは同6パーセント増の3万1897トン、金額が16パーセント増の95億6382万9千円、イワシが同130パーセント増の1万1681トン、金額が同55パーセント増の4億6796万1千円などとなっている。

 今年の秋サケ定置網漁は、魚体サイズが昨年の小型化から平年並みに回復したが、サケの来遊は低迷。根室海区漁業調整委員会発表の数量(速報値)は前年同期比23パーセント減の8222トン、金額は同36パーセント減の49億700万円となっている。

 サンマ棒受け網漁は漁場が遠く、群れも薄く、歴史的な不漁となった。10年連続の水揚げ日本一となる見込みの花咲港の数量も、全さんまの集計によると11月30日現在の数量で1万6101トン、前年同期比61パーセント減。全国的な不漁の影響で1キログラム当たりの単価は前年比78パーセント増となったものの、金額は前年同期比31パーセント減の59億4200万円となった。

 このほか、コンブは繁茂状況が悪く、前年に比べ数量は約30パーセント減の1892トン、金額は約40パーセント減の26億3200万円。サバ類・マイワシ試験操業は、5月24日から7月31日まで行われ、マイワシの数量は前年比87パーセント増の6647トン、金額は同34パーセント増の2億3500万円となっている。

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