一年の健康願う、室蘭などで「どんど焼き」始まる【室蘭・登別・伊達】

室蘭八幡宮で燃える炎に手を合わせる参拝客ら
室蘭市内の神社では、7日から恒例の「どんど焼き」が始まり、市民が正月飾りを燃やし、燃える炎に向かって手を合わせていた。
どんど焼きは、1月15日前後に行われる火祭りの行事。正月の松飾りやしめ縄、書き初め、お守りなどを集めて焼き上げ、一年間の無病息災を祈願する。
海岸町の室蘭八幡宮では、正月飾りなどを持参した参拝客が次々と訪れ、長い車列をつくっていた。境内の受け付けで有毒ガスが出るプラスチックやビニール、金属類などを取り除いた後、火の中に正月飾りを投げ入れて家族らの健康を願い、静かに手を合わせていた。15日まで。
白煙浴び家内安全祈願・刈田神社でどんど焼き

正月飾りをたき上げて無病息災を願ったどんど焼き=7日午前11時ごろ
登別市総鎮守・刈田神社(市内中央町)で7日、どんど焼きが行われ、市民が正月飾りなどをたき上げて、今年一年の無病息災を願った。
この日は晴天に恵まれ、多くの地域住民がしめ縄や破魔矢、古いお札などを持参。午前10時から神事を行い、点火すると、参拝者がもくもくと上がる白煙を浴び、手を合わせながら家内安全を祈願していた。
15日午前10時~午後4時にも実施する。鏡餅や年賀状、のし袋、不燃物などは納めることができない。同神社では分別を呼び掛けている。
問い合わせは同神社、電話0143・85局2460番へ。
火柱に向かい無病息災祈る・伊達神社でどんど焼き

正月飾りなどを燃やし、無病息災を願った伊達神社のどんど焼き
伊達市末永町の伊達神社(黒野又四郎宮司)で7日、どんど焼きが行われた。地域住民が正月飾りなどを納め、無病息災を願っていた。
午前10時に始まった。地域住民は次々と神社を訪れ、お札や松飾り、お守りなどを持ち寄った。伊達市シルバー人材センターの職員が次々と火の中に飾りを入れた。高く立ち上った火柱に向かって、地域住民が手を合わせていた。
同神社では15日にもどんど焼きを実施する予定。
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