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室蘭民報

宮内農園が日本一おいしい米コンテストで優良金賞【洞爺湖】

「これからもおいしいコメを変わらずに作っていく」と表彰状を手に抱負を語る宮内農園の佐々木さん

「財田米に注目して」

 全国各地の農家が出品したコメを比べ、最もおいしいコメを決める「第13回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で、洞爺湖町財田、宮内農園の品種「ゆめぴりか」が最優秀金賞、優秀金賞に次ぐ、優良金賞に輝いた。経営する佐々木哲三さん(52)は「全国の名産地と肩を並べる産地と証明できた」と喜んでいる。

 宮内農園は1887年(明治20年)に香川県旧丸亀藩から入植。130年以上稲作に従事する。温暖な気候とそうべつ川の清流に恵まれ、ミネラル豊富な土壌で育てるコメは、芳醇(ほうじゅん)な甘みともちもち感が特徴だ。

 佐々木さんは、8年ほど前に妻の綾子さん(51)の実家を継ぎ5代目。妻と義理の両親の順一さん(83)と八千代さん(78)の4人で、水田10ヘクタールで「ゆめぴりか」「ななつぼし」「おぼろづき」を栽培している。

 コンテストは山形県や同県庄内町、地元の観光協会などでつくる実行委員会が主催。国内作付け割合上位20品種が対象の「メジャー」、それ以外の「プレミアム」「高校生部門」で実施。佐々木さんは「メジャー」に出品。出品総数は464点でメジャーは200点。

 審査は予選、決勝とも栽培者や品種の情報は伏せたまま実施。予選は、公募した審査員が5種類のコメを食べて審査。予選を勝ち抜いた各部門15人(高校生部門は上位6人)が進出した決勝は11月30日に庄内町であった。

 財田地区のコメ農家は現在13軒ほど。高齢化が進み、後継者不足など悩みは尽きない。財田米のおいしさの証明はもちろん「若い人に注目してほしい。多くの人が財田米を残していきたいと思ってもらいたい」との思いを込め、今回初めて出品した。

 佐々木さんは入賞を喜びながら「これからも、おいしい財田米を作っていきたい。そしてこの恵まれた土壌を守っていく。洞爺湖といえば『温泉』『湖』『有珠山』そして『財田米』といわれたいですね」と笑顔を見せた。

 宮内農園の財田米はとうや水の駅、道の駅・あぷた、宮内農園で販売している。問い合わせは同農園、携帯電話080・5595・0381へ。

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