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室蘭民報

市制施行100年実行委を立ち上げ、名誉市民選定で注目【室蘭】

室蘭市秘書課に飾られている名誉市民の顔写真。功績も紹介されている

 室蘭市は今年、2年後の開港150年・市制施行100年に向けた記念事業実行委員会を立ち上げる。周年事業といえば毎回、名誉市民選定が話題になるが、今回は鳩山由紀夫元首相の名前が挙がるかが注目されている。ただ何かとお騒がせな元首相だけに、青山剛市長にとっては難しい判断になりそうだ。

 室蘭市名誉市民制度は1968年(昭和43年)に創設された。まちの発展や社会文化の興隆に著しい功績があった人に対し、その功績と栄誉をたたえて顕彰することが目的で、これまで政治家や企業人、作家の7人を選定している。

 72年に元衆院議員の南條徳男氏、元栗林商会会長の栗林徳一氏、元衆院議員の山中日露史氏、元道議の徳中祐満氏、元市長の熊谷綾雄氏を選定。最近では芥川賞作家の八木義徳氏(90年)、元衆院議員の池端清一氏(2002年)に授与している。

 鳩山氏に注目が集まるのは、過去に名誉市民となった7人のうち5人が政治家という点だ。各氏の功績は多様とはいえ、鳩山氏は政治家として最高峰の内閣総理大臣に上り詰めている。前回の周年事業があった12年途中で政界引退しており、名前が浮上する可能性がある。

 しかし、過去には“宇宙人”とも言われた鳩山氏には賛否がつきまとい、そう簡単に話は進まない。12年総選挙時の不出馬の物議、首相辞任の引き金となった米軍普天間基地の移設問題の迷走、「政治とカネ」の問題-。いまではすっかり地域との関係も疎遠となっている。

 市名誉市民条例では、名誉市民の要件として(1)市民または市に特別縁故の深い人(2)広く社会文化の興隆に貢献し、その功績卓絶である人(3)市民が郷土の誇りとして等しく尊敬する人-を掲げており、市長の推薦、議会議決で決定する。

 周年が近づく中、市議会もざわつき始めている。昨年は複数議員が鳩山氏を意識して選定問題を取り上げた。市は「選考の難しさなど課題が残り、開港130年・市制施行80年以降は実施していないが、可能性について検討していく」と述べるにとどまった。

 政界を引退し、2年後には75歳を迎える鳩山氏だけに、選定されるなら今回がタイミングと見られるが、市当局にとっては悩ましい問題になりそうだ。

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