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室蘭民報

炭鉄港ガイド養成事業で地域の魅力や鉄道史を解説【室蘭】

炭鉄港ストーリーの魅力について説明する吉岡教授

 日本遺産「炭鉄港」のガイド養成事業が25日、室蘭市幸町の室ガス文化センターで開かれ、関係者が炭鉄港の魅力や鉄道史、ガイドの心得などについて講演した。

 炭鉄港のストーリーを理解し、地域の魅力や見どころについて伝えるガイドの育成が目的。この日は50人以上が参加。用意した席が満席となり、追加席も埋まった。

 初めに、NPO法人「炭鉱の記憶推進事業団理事長」の吉岡宏高・札幌国際大学教授が「炭鉄港ストーリーの魅力」と題して概要を説明。明治から大正、昭和にかけて空知や小樽、室蘭がどのように発展したのか、年表や写真を示しながら紹介。

 小樽市総合博物館の佐藤卓司学芸員は「北海道の鉄道史と室蘭の役割」をテーマに、日本や北海道の鉄道の歩み、室蘭までの鉄道などについて説明した。

 最後に三笠ジオパーク推進協議会の下村圭事務局次長が「有料ガイドの心得」について講演。ガイドの役割や必要なスキル、実際にガイドを行う上での流れなどをアドバイス。「炭鉄港にはワクチンのような即効性はありません。長く続けてこそ効いてくる漢方薬です」と述べ、10年後、100年後の地域の未来について、みんなで一緒に考え、行動して伝えよう-と訴えた。

 参加者はメモを取りながら講師の言葉に耳を傾けていた。

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