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室蘭民報

農協の野菜貯蔵施設に約2千トンの雪を搬入【洞爺湖】

施設内に搬入される雪

 とうや湖農協の雪蔵野菜貯蔵施設(洞爺湖町成香)で6日、約2千トンの雪が施設内の雪氷庫に運び込まれた。施設内の温度は2度ほど、湿度は約90%の低温多湿に保たれる。施設内で熟成させた「雪蔵じゃがいも」は今月中旬から出荷する。

 同施設は2008年(平成20年)1月に完成。2施設あり、それぞれの建物の中で雪氷庫と貯蔵庫に分けジャガイモなどを貯蔵する。商用電力を軽減し省エネルギー、二酸化炭素の排出抑制に貢献。ジャガイモは低温鈍化の作用でデンプンが糖化し甘みが増すという。

 施設は約924平方メートルと540平方メートル。雪氷庫はいずれも390平方メートル。雪搬入は毎年この時期に実施。運送、建設業者の10トンダンプや4トントラックが、町内各所から集めた雪を載せ次々と施設内に。運び込まれた雪は除雪機を使い吹き上げ、高く積まれていた。一日かけて2施設に約1千トンずつ搬入した。

 今季は少雪の影響で搬入の雪の確保が心配されていたが、同農協は「ここ数日の降雪で(搬入の雪は)間に合った。食味が良い雪蔵じゃがいもをぜひ味わって」と話していた。6月下旬まで販売する予定。このほか、同施設ではゴボウやキャベツなども保存。「雪蔵物語」としてシリーズ化し販売する。

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