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十勝毎日新聞

ロケットパン完成 満寿屋と大樹高が共同開発【大樹】

 パン製造販売の満寿屋商店(帯広、杉山雅則社長)と大樹高校(青木祐治校長、生徒139人)の生徒が共同開発した「大樹ロケットパン」(3種類)が18日午前、初披露された。パッケージデザインは町内の小・中学生から公募。3月中旬から店頭販売するほか、同6~8日に横浜市で開かれる日本最大級のパンイベント「パンのフェス」の初日に先行販売し、全国デビューする。売り上げの一部は、地元でロケット開発を進めるインターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)に寄付する。

「大樹ロケットパン」。左はパッケージに使われている牛柄ロケットのデザイン画

 ロケットパンは、同商店と同校家庭科フードデザイン科目の3年生23人が昨年9月に開発に着手。20種類近くを試し、地元食材をふんだんに使ったスティック状の「ハスカップフロマージュ」「ポテサラ味噌漬け大根」「源ファームベーコンポテト」の3種類が完成した。小麦は十勝産キタノカオリで、坂根牧場(大樹)の牛乳を使用。「宇宙冷却」という特殊な真空冷却の製法で食感にこだわった。価格は380円から。

 この日の商品発表会には酒森正人町長らが出席。杉山社長は「将来を担う子どもたちや大樹の皆さんが関わり、宇宙産業を応援するパンを作りたかった。多くの人に食べてほしい」と述べ、ロケット打ち上げ会場でも販売するとした。

 パンのフェスに参加する大樹高3年の森瑛規さん(18)と澤村鈴果さん(18)は「開発時の食材選びは苦労したが楽しかった」「全国の人に大樹の食とロケットをPRしたい」と話した。白黒の牛柄ロケットを描き、パッケージイラストに選ばれた大樹小6年の小島唯さん(12)は「大樹の酪農やロケットが有名になるようにと思って描いた」と笑顔を見せた。

「大樹ロケットパン」を試食する稲川社長(中央)と、共同開発に携わった大樹高の生徒、満寿屋商店の杉山社長(左から3人目)。右端はパッケージデザインの小島さん

 稲川社長は「十勝、大樹の可能性を引き出す意味で、今回のパン作りはロケット開発と同じ。みんなのロケットという思いをさらに持って開発を進めたい」と意欲を新たにした。

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