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室蘭民報

胆振振興局が感染症の拡大防止対策強化を会議で確認【胆振】

「新型コロナウイルス」感染拡大防止への対策強化などを改めて確認した会合

 胆振総合振興局は20日、室蘭市海岸町の同局で、「感染症危機管理対策地方本部会議」の第5回会合を開いた。道内の感染者が相次いでおり、いつどこで感染したかを追跡できない「市中感染」の可能性も指摘される現状を受け、会議では感染拡大防止対策の強化を確認した。

 花岡祐志局長は「管内のイベント主催者から相談があった際は、国の考えを踏まえた適切な判断や対応など感染症の予防対策徹底を」と指示した。

 会議には、同局各部や胆振教育局、室蘭・苫小牧両保健所の担当者ら約20人が出席。道庁で19日開催の「感染症危機管理対策本部会議・第5回本部員会議」の内容が報告された。

 胆振教育局の山上和弘局長は、道教育庁の「新型コロナウイルス感染症に関する対応」を説明した上で、小中高校の卒業式は「文部科学省の通知に基づき感染症対策を進める予定も、関係機関との調整し、今週末までに対応が決まる予定」と示した。

 また、3月4日予定の公立高校入試・学力検査は「風邪の症状がある生徒については、別室での受験など特例的な対応が検討されている」と説明した。

 杉澤孝久保健環境部長(室蘭保健所長)は(1)発熱などの風邪症状が見られる時は学校や会社を休み、外出を控える(2)発熱などの風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく-などの「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」や「無症状病原体保有者の対応」などについて説明した。予防やまん延防止策など地域住民への正確な情報発信も改めて確認した。

イベントの中止相次ぐ

 新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、全国的にイベントの中止が相次ぐ中、西胆振管内でも今月22、23日に壮瞥町で開催予定の第32回昭和新山国際雪合戦など、少なくとも大小6件の中止が決定、2件が延期・内容変更となっている。

 同町では国際雪合戦のほか、3月1日にオロフレスキー場で開催予定だった第4回スノーフェスティバルの中止を決定した。

 室蘭市では、連合室蘭の春闘室蘭地区総決起集会(3月6日、中小企業センター)、伊達市では、動物考古学セミナー(28日~3月1日、だて歴史文化ミュージアム)と第33回春一番伊達ハーフマラソン(4月19日、だて歴史の杜を発着点)がそれぞれ中止になる。

 登別市では、人生会議(アドバンスケアプランニング)に関する市民講演会(22日、市民会館)の延期を決定した。市民約80人の参加を見込んでいたが、市担当者は「全国で感染経路が不明な患者が相次いでいる。リスクを避けるため」と説明した。

 2020カルルス温泉冬まつり(3月1日、カルルス温泉サンライバスキー場)のサケのクリームシチューと鹿肉のシチューの振る舞いが中止となった。

 第45回登別こいのぼりマラソン(5月開催)については、イベント開催に関する国のガイドラインを踏まえた上で、実行委三役で協議。近日中に開催有無を判断する。

 一方、室蘭市は、「文化・スポーツの祭典」(23日、市体育館)や「室蘭ジュニアピアノコンクール」(同、市民会館)を予定通り開催。「炭鉄港日本遺産認定記念フォーラム」(3月1日、広域センタービル)も現時点では開催する。

室蘭保健所に相談162件

 室蘭保健所(胆振総合振興局保健環境部)は20日、新型コロナウイルス感染症に関わる相談受理件数をまとめた。中国国内で新型コロナウイルス感染による肺炎患者が表面化した1月20日から今月19日までの1カ月間で、計162件の相談が寄せられている。

 同部が20日開催の「感染症危機管理対策地方本部会議」の中で説明した。相談件数の内訳は、一般住民が70件と最も多く、次いで医療機関(37件)。ほか消防を除く公的機関24件、宿泊施設15件、消防6件など。

 内容は、一般の住民からは、発熱しているなどの「症状に関する相談」(30件)が最多で、次いで「予防方法など」(14件)。医療機関は「施設内体制」と「症状の相談」(各12件)、宿泊施設は「発生時対応準備」(9件)が最も多かった。

 また15日以降の相談では「症状に関する不安が多くみられ、道内の陽性事例発生の公表後は、相談や問い合わせが急増している」(健康推進課)。中には「帰省先の中国から国内に戻る方がいるが、2週間自宅待機にさせる予定。この対応でよいのか」との相談もあったという。

 新型コロナウイルスに関わる問い合わせは、室蘭保健所、電話0143・24局9833番へ。平日午後5時半~同9時と、土・日曜日と祝日は午前9時~午後9時、道保健福祉部地域保健課、電話011・204局5020番へ。

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