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室蘭民報

西陵中学校区教職員交流会で小中一貫教育目指す【登別】

9年間を通した指導の在り方などについて話し合った教職員たち=西陵中学校

 登別市の西陵中学校区で、小中学校の教職員が一堂に会した全体交流会が25日、同中学校で開かれた。校区内の児童生徒の9年間を見据えた一貫教育を目指して、学習規律の確立と定着、家庭学習の習慣化などに焦点を当て、授業改善や指導方法の工夫について話し合った。

 「地域とともにある学校づくり」のさらなる充実のため、「地域の子どもたちを9年間で育む」視点で教育活動を展開する小中一貫教育。市教委では、昨年度から同校区と登別中学校区をモデル校区に指定し、取り組みを進めており、本年度からは、その成果を検証しながら市内全中学校区での展開を目指している。

 西陵中と幌別西小がある西陵中学校区は昨年度、授業参観から日常的な指導を焦点化し、共通理解を図るため、小学校で7回、中学校で6回の授業参観交流を実施。同交流会を初めて開催し、具体的な指導の在り方などについて話し合うなど取り組みを進めている。

 同交流会には約40人が参加。教育課程、学力向上、研修、生徒指導、児童会生徒会の5グループに分かれて、授業参観の在り方や家庭学習の習慣化など各校が抱える諸課題についてざっくばらんに話し合った。

 このうち、教育課程グループでは、9年間を通した学習規律について、社会科見学の実態を例に「小学校でどこを見学したのか把握していれば、中学校に入学しても、円滑に計画を立てられる。9年間を見通した学習計画も立てられるのでは」などの意見があった。

 児童会生徒会グループでは、小中共同による子どもが主体となるような取り組みについて「校外清掃を小学校と一緒に行うことで、中学生が主体的にリーダーシップを取って取り組めるのではないか」などの声があった。

 幌別西小の柴田政人校長と西陵中の千葉光弘校長は「学校間を乗り越えて改善点を話し合えて良かった。指導の仕方や子どもの様子など連携の視点から今後も協議していきたい」と積極的に話していた。

 今後は、授業交流を実施しながら2回目の全体交流会を開催する予定という。

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