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室蘭民報

老健に初の外国人技能実習生を受け入れ【西胆振】

エバーグリーンハイツ室蘭で介護職の基礎を学んでいるライワンさん

 医療法人社団青雲会(赤崎幸三会長)が運営する室蘭市八丁平の介護老人保健施設「エバーグリーンハイツ室蘭」が、「外国人技能実習制度」としてタイ出身のパンタン・ライワンさん(28)を受け入れている。西胆振の老人施設として初の試み。ライワンさんは慣れない日本で過ごし、介護職を一から身に付けている。

 ライワンさんはパタヤ(チョンブリー)出身。バンコクにあるタイ日工業大学工学部卒業後、測定ツールを作る会社でエンジニアとして勤務。出産を機に退職。3歳の子を持つ1児の母だ。「いろいろな経験を積みたい」と日本で働くことに興味を持ち、現地の送り出し機関に応募した。大学時代に日本語を学んでいたこともあり、日本語能力試験(N4)の資格を保有している。簡単な聞き取り、日常的な会話が可能だ。

 ライワンさんは1月8日に札幌に着き、2カ月間の研修を経て8日、同施設に着任。80人いる利用者の名前を覚えたり、ベッドメーキング、食事の配膳などを担っている。指導員から全て日本語を教わりながら、今後は車いすや食事、入浴、排せつの介助などを徐々に覚えていく。

 秋ごろに控える介護技能実習評価試験(1号)に合格すると、引き続き日本で実習を継続できる。1、2号に合格し、特定技能に合格すると最長5年間、日本で働くことができる。

 赤崎会長は「日本語の能力が高いライワンさんは、介護の技術の覚えも早い。分からないことがあれば、積極的に指導員に聞き、努力している。日本の介護技術を身に付け、タイに帰国してもこの業界で先駆的な活躍をしてほしい」と期待を寄せている。

 愛娘のナムノンちゃんと離れ、異国の地で働きながら学ぶライワンさん。「介護の仕事は楽しい。N3の合格を目指しもっと日本語を覚え、利用者さんや同僚とコミュニケーションを取れるようになりたい。娘とは毎晩テレビ電話をし、会える日を楽しみにしながら毎日頑張っています」と笑顔を見せる。

 「外国人技能実習制度」は、国際貢献のため、タイ、ベトナム、ミャンマーなどの発展途上国の外国人を日本で受け入れ、技能、技術、知識を伝え、発展途上国の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的に実施している。

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