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室蘭民報

プロ絶賛の音色、安達さん自作バイオリン高評価【室蘭】

自作のバイオリンを演奏する安達さん

 室蘭市白鳥台の安達和子さん(72)が製作したバイオリンが、専門家やプロ奏者から高い評価を受けている。安達さんは「(自分のための1丁を)作るのに全力を尽くしたので、評価されてうれしい。宝物になりました」と喜んでいる。

 バイオリンは、2005年(平成17年)に室蘭工業大学で開かれた市民向けの公開講座で製作。安達さんは市内在住のバイオリン製作研究家、福田耕二さんに指導を受けながら、マツやカエデを材料に、世界的な名器「ストラディバリウス」の型を模して製作に没頭。ノミやカンナなどの大工道具を使ったり、木が割れないように曲線をつけたりと、繊細な技術が要求される作業で、完成までに1年半かかった。

 完成後は、講座を主宰した室工大元教授の冨士川計吉さんや他の受講生と、「自分で作った楽器で演奏する会」として福祉施設で慰問公演などを行ってきた。現在も音楽仲間と月2回ほど演奏を行っている。

 今年2月28日、市内在住のバイオリン・ビィオラ奏者、円山真麗子さんの紹介で、恵庭市でプロ向けのバイオリン製作・修理を請け負っている加納正三郎さんに、製作から15年たつバイオリンの修理を依頼した。加納さんは修理を通し「安達さんは独特の感性があったようで、4本の弦のどれを弾いてもバランス良くできている。これはプロでも難しいことで、信じられないこと」と高く評価した。

 修理を終えて、今月16日に加納さんが室蘭を訪れた際、円山さんに試奏を依頼。円山さんは「職人が作ったみたいな出来栄え。全体的に音が高いか低いかに偏りがちになるが、これはバランスが取れていた」と奏者の目線からも絶賛した。

 市内のボア・ロシニョール女声合唱団に参加するなど、「音楽が生きがい」という安達さんは、「このような機会をつくってくれた福田さんと冨士川さんに感謝したい」と話し、「練習して人に聴かせられるようになりたい」と次の目標に向けて目を輝かせている。

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