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室蘭民報

老健母恋で画面越しの面会、新型コロナ対策【室蘭】

面会禁止が余儀なくされる中、パソコンを用いた「モニター越しに面会できる」環境を整えた老人保健施設母恋

涙流し喜ぶ人も

 新型コロナウイルス感染の拡大防止に向けた態勢が敷かれる中、室蘭市新富町の老人保健施設母恋(榎並宣裕施設長)は、入所者と家族が「モニター越しに面会できる」環境を整えた。「お互いの顔を見ながら会話ができる」ため、入所者や家族双方が大喜び。最大限の感染防止策を取りながらコミュニケーションの機会を保つ工夫が、好評を博している。

 厚生労働省は2月24日、介護施設などでの新型コロナウイルスの集団感染を防ぐため、面会の制限や職員らの体温計測の徹底などの対応策を自治体などに通知。このため、高齢者施設などでは、緊急時ややむを得ない時を除いて、面会を制限する対応が余儀なくされている-という。

 老人保健施設母恋でも2月21日から、入所者への面会を禁じた。ただ「入所者は家族との面会を何よりも楽しみにしている。家族も入所者の状態を案じている」(中野美佐江看護課長)状況を踏まえ、「安全に会話ができる方法」(同)を検討。今月16日から「モニター越しで面会できる環境」を整えた。

 同施設では、家族が入れる1階受け付けと、入所者の共有スペースにパソコンを設置。公衆無線LAN(Wi-Fi)とビデオ通話ができる機能を用いることで、画面上で相手の顔を見ながら、リアルタイムでの会話が可能になった。

 利用時間は5分程度に限られるが、「入所者、家族ともに好評。中には『こうした状況でも話ができるなんて…』と、涙を流して喜ぶ人もいる」(中野課長)という。ほぼ毎日施設を訪れ、入所する夫(76)と画面越しに話す-という室蘭市東町の女性(74)は「画面に夫の顔が映り、声が直接聞けるだけで、うれしく思います」と笑顔を見せた。

 「ウイルスを施設内に持ち込ませないことが最大の予防策。通常の面会は禁止にせざるを得ない状況」と理解を求める中野課長は「少しでも、入所者と家族双方の心が和んでいただければ」と話す。

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