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函館新聞

魅力発信や人材育成に重点 渡島、桧山振興局【函館】

 渡島総合振興局と桧山振興局は、今年度の地域政策推進事業(独自事業)の概要を明らかにした。渡島は縄文文化の魅力発信を強化する「JOMON渡島ネクストステージ事業」など計11事業に2250万3000円、桧山は食と観光に関する人材育成に取り組む「『食と観光ひやまの魅力』向上・創出事業」など計7事業に1684万8000円を充てた。

 渡島の「JOMON―」は道南で唯一、知事が認定する重点推進事業に選ばれた。縄文文化の動画コンテンツの作成、専門誌ライターや旅行会社を対象としたモニターツアーの実施で魅力を発信。ガイド本を作り、タクシー運転手やバスガイドを含め活用できる人を育てるなどし、受け入れ態勢の強化を進める。今年度を事業期間とし、予算額は460万円。渡島総合振興局環境生活課は「地元住民の認知・理解を深めた上で、縄文の魅力や価値を外に向かって伝えていきたい」としている。

 このほか、インバウンド向けコンテンツの造成・充実を図る「訪日外国人向け環境整備・集客プロモーション事業」に466万4000円、道南スギなど地域材普及のPRを進める「みんなで広げる木づかいプロジェクト!」に217万2000円、不漁が続くスルメイカを補完する食材としてブリの新商品を開発する「ブリの活用連携促進事業」に142万7000円を盛り込んだ。

 桧山は、食と観光分野で桧山産品の底上げを図る「『食と観光ひやまの魅力』向上・創出事業」に540万2000円。今年度から5カ年で管内の知名度を高め、滞在型観光を促進し、交流人口の増加につなげる。また、奥尻産ウニの消費流通対策に着手する「ひやまの水産物販路拡大推進事業」に180万2000円、2020東京五輪・パラリンピックに向け機運を醸成するパネル展示を行う「オリパラ関連地域振興事業」(44万6000円)は「1年間延期になったが、時期を考慮しながら年度内に開催したい」(桧山振興局地域政策課)としている。

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