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苫小牧民報

全国高校選抜アイスホッケー大会今夏断念 新型コロナ影響で苦渋の判断

毎年、全国のチームが夏の栄冠を目指して氷都苫小牧で熱戦を繰り広げてきた=昨年の14回大会より

 冬の全国高校総合体育大会と並ぶ高校アイスホッケー国内タイトルの全国高校選抜大会の中止が23日に決まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で道外チームが参加する各都府県の予選会が開かれてこなかった現状に加え、選手、観客ら多数が屋内に集まる大規模イベントの性質を考慮して大会実行委員会が苦渋の判断を下した。競技関係者に落胆の色は濃い。

 今年で15回目を迎える予定だった全国選抜大会の市実行委員会は23日夕、大会長の岩倉博文市長をはじめ役員ら計十数人が出席して白鳥王子アイスアリーナで開かれた。選手、競技役員ら814人が参加し、観客延べ8081人が集まった前回大会の決算報告の後、コロナウイルス禍を踏まえて事務局側が初の開催中止を提案し、異論が出ることはなかった。岩倉市長は出席者に「大変残念なことだが、来年度にたくさんの高校生プレーヤーが氷都苫小牧で再び活躍する姿を見せてくれるようにしていきたい」と呼び掛けた。

 会議後、大会実行委員長の本間貞樹苫小牧市スポーツ協会専務理事は「選手にとって18歳以下や20歳以下の日本代表入りの試金石にもなる大きな意味を持つ大会。私たち以上にショックが大きい人は多いはず」と選手、関係者をおもんぱかった。委員の一人、佐藤聰苫小牧市大会等誘致推進協議会副会長=ホテル杉田代表=は「高校生には先の大学進学にも関わる重要な大会。開催してほしい気持ちもあったが、この状況下では仕方がない」と話した。

 地元開催のビッグタイトル獲得に照準を合わせて強化に取り組んできた南北海道リーグ各チームは大会中止の報に無念の様子。北海道栄の小林弘典監督は「生徒たちの一つの目標にする舞台が減ってしまった」と惜しんだ。全国選抜大会で見つかった課題を基に、冬のインターハイに向けチーム力を高めていく算段だった。政府の緊急事態宣言による学校休校で部活動運営もままならない。「練習が再開したら、より工夫した活動をしていく必要がある」とした。

 前回大会でベスト16入りした苫小牧工業の小野崎優監督は「選手の健康、安全を第一に考えれば中止は仕方がない」と話す。夏の段階でライバル各校の力がうかがえ、インターハイに向けて重要な実戦機会と捉えてきたが、「逆にじっくりとチームづくりをする時間ができたと気持ちを切り替えてほしい」と選手たちの奮起に期待した。

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