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苫小牧民報

苫中央高アイスホッケー部、来年度復活へ 腰越監督率い13年ぶり

苫小牧市役所に岩倉市長(中央)を訪ねた腰越監督(右)と香川教頭=28日

 苫小牧中央高がアイスホッケー部を来年度から再始動する。監督を務める腰越雅敬教諭らが28日、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長に報告した。同部は2008年から活動を休止していたが、トップリーガーとして活躍後に大学チーム指導で実績を上げてきた腰越教諭の下でメンバーとなる生徒を集め、来年4月に13年ぶりとなる南北海道高校のリーグへ復活参入を目指している。

 腰越教諭は「日本一も目指していくが、人間的な成長を第一に考えたい」と意気込みを語った。47歳。自身は釧路工業高校を卒業し、日本製紙クレインズ(当時)に入団。トップリーグ選手として競技経験を培った。03年まで12季にわたってフォワードとしてプレーし、道東の氷都強豪の礎をつくった。

 引退後は飲食店を経営した傍ら、06年からは関東リーグの名門、中央大アイスホッケー部のヘッドコーチなどを歴任。12年には同部初の日本学生氷上競技選手権優勝に導いた。

 14年からは一念発起して北海学園大に通い、教員免許を取得。合格直後の18年4月から留寿都高校(後志管内)で教員生活をスタートさせた。今年4月からは苫中央に勤務し、地歴公民を教えてスポーツコースの担当を務めている。同校教員として「学び続ける心やコミュニケーション力といった、生きていく中で必要なことを生徒に伝えていきたい」との抱負だ。

 19年度新人戦段階で駒大苫小牧、苫小牧東、苫小牧工業、北海道栄と札幌の北海が出場し競い合った南北海道の高校リーグ。腰越監督と市役所を訪問した苫小牧中央の香川謙二教頭は、私立の一角としての部活動復活について「アイスホッケーのまちにある高校として、再度頑張っていきたい」と話した。岩倉市長は「市内の小学生チームも4チームに減り、危機感を感じている。アイスホッケーをやっている子どもたちがチャレンジできる学校になれるように頑張ってほしい」と語った。

 同校は今年8月と10月に行う体験入学などの機会に、同部に関する広報活動で入部生徒確保に力を入れる方針で、30人の部員確保を目指しているという。2シーズン後に向けたチーム結成を思い描く腰越教諭は「将来的には、日本のアイスホッケー界に輩出できるような選手を育ててみたい」と力強く語った。

 腰越雅敬(こしごえ・まさたか) 釧路市出身。釧路工業高校卒業後、日本製紙クレインズ(当時)に入団。12年間プレーして現役引退後は飲食店を経営する傍ら、中央大アイスホッケー部でヘッドコーチなどを務め、在任中10年間で3度の大学日本一達成に貢献した。2018年には教員免許を取得し、留寿都高校に勤務。今年4月から苫小牧中央高校で教壇に立っている。

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