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室蘭民報

汗、瞳キラリ・スポーツキッズ(2)■極真空手【室蘭】

極真空手 相内心海さん・室蘭市白蘭小5年

気合を込めて正拳突きを繰り出す相内心海さん

 「セイッ」「押忍(おす)」。鋭い気合で対戦相手を圧倒する。国際空手道連盟極真会館の北海道支部室蘭道場に通う相内心海(みうな)さん(10)=室蘭市白蘭小5年。

 稽古では、周囲の男子に負けないほどの大声。一番の“武器”は「強い気持ち」(同支部の冨高泰至支部長)。心海さんも「勝つことしか考えていません」。突き、蹴りを体に当てるフルコンタクト(直接打撃)ルールの過酷な大会では、自分より体の大きな相手にも気後れせず正面から挑む。

 普段は「一人っ子のため、少しわがままなところがある」と母・美香さん(40)。だが、胴着と黄色帯、サポーターを身に着けて稽古や大会に臨むと一変。「大きな声を出し、いつもとは違う雰囲気になります」。わが子の成長に目を細める。

 「どんな相手でも怖くない。けがをしてもやめようと思ったことは一度もありません」。満面の笑みで拳を握る。2019年6月に開かれた第13回北海道ルーキーズカップ(新人戦)。直前に自宅で転倒し、左足人さし指を骨折した。「足が使えなければ、手がある。痛さも気合を入れれば全く気になりません」。ギプスで固定して臨んだ。気合を込めて繰り出す正拳突きと右上段回し蹴りで相手を次々と下し、小3・4年女子の部を制した。

 6歳のころ、美香さんが「何かあったときに、自分の身を守れるように」と入門を勧めた。以来、週1回の稽古に励んでいる。冨高支部長は「最初は緊張しているようで心配したが、持ち前の明るい性格で今ではすっかり道場のムードメーカー。鋭い気合と礼儀正しさ、そして強いハートで他の生徒のお手本になっています」と全幅の信頼を寄せる。

 目標は「黒帯」ときっぱり。新型コロナ禍の影響で道場休館が続いているが、自宅での自主稽古でカバー。やがて来る道場稽古再開、昇級審査、大会に向けて、心身錬磨の日々を送っている。

 【極真空手】極真会館創設者の故大山倍達氏が提唱し、国内外に広めた直接打撃制の空手。稽古、大会では、素手・素足、防具なし(高校生以下はヘッドギア、サポーターなど着用)で突き、蹴りを当て合う。北海道支部室蘭道場の生徒は幼児、小、中、高校生、一般含め約50人。

(2020年5月2日掲載)

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