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室蘭民報

汗、瞳キラリ・スポーツキッズ(4)■少年野球【室蘭】

少年野球 鈴木歩奈さん・室蘭市旭丘小6年

鋭いスイングをみせる鈴木歩奈さん

 ピンと伸びた姿勢からしなやかで鋭いスイング。少年野球、室蘭・中島リトルタイガースの鈴木歩奈さん(11)=室蘭市旭丘小6年=はチームでただ一人の女子選手。もう一つの習い事、クラシックバレエとの二刀流だ。

 打つのが好き。「外野まで球が飛んだら気持ちがいいから」。右投げ右打ち。ポジションはライト、打順は主に9番。フル出場はまだない。周りは男子ばかりだが「あまり気にならないかな。監督やコーチも優しいし、みんなとプレーするのが楽しい」と大きな瞳を輝かせる。

 基本に忠実。常に目標を掲げて練習に打ち込む姿は他のナインのお手本だ。高田裕之監督(49)は「芯(しん)の強さが普段からにじみ出ている」と目を細める。

 クラシックバレエは幼稚園から続けている。そんな彼女が白球を追うことに憧れたのは4年生の時。2歳年下の弟・健仁君(9)がチームに入っていたからだ。「楽しそう、輪に入りたい」。普段はおっとりした性格で、父の一広さん(39)は驚いたといい、母あすかさん(38)も続けられるのかどうか、疑心暗鬼だった。

 そんな両親の心配をよそに今では野球にどっぷり漬かる。スナック菓子の野球チップスでカードを集め選手に詳しくなった。長距離打者に憧れ、北海道日本ハムファイターズ清宮幸太郎選手の大ファン。自宅では体幹トレーニング、シャドーピッチング、新聞を丸めて素手で打ったりと一生懸命だ。

 楽しいことばかりではなかった。ノックでは顔にボールが当たり涙を流した。練習は長い、暑い…野球をやめようと思ったこともある。

 悔しい思いもした。試合で捕れそうだと思った打球は、グラブが届かず逆転負け。今でも苦い思い出だ。

 それでもひたむきに練習を続けている。今ではめきめきと上達、高田監督も目を見張る。「ヒットをたくさん打ちたい」。目標はレギュラー奪取だ。

 【少年野球】一般的に小学生の行う軟式野球を指すことが多いが、本来は「学童野球」が正しい呼称。室蘭少年野球連盟には昨季8チームが登録していたが、今季は水元少年野球部と天沢リトルエースが合同チームとなり、7チームが各大会に挑む予定。
(おわり)

(2020年5月5日掲載)

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