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日高報知新聞

全国一の夏秋採りイチゴ「すずあかね」の成育順調【浦河・様似】

出荷に向け育ち始めたイチゴの手入れに励む大島さん

 浦河町と様似町のイチゴ農家のビニールハウスで、6月中旬から共同選果による出荷が始まる夏秋採りイチゴ「すずあかね」の栽培が忙しくなる時期を迎えた。品質と生産量の向上に向け、苗や土壌、温度の管理など日々細やかな作業が続く。

 ひだか東農協による全体のイチゴ生産(2019年2~20年1月)は、生産量が236トン、生産額が過去最高の4億9700万円で、前年実績を4500万円ほど上回っている。

 栽培イチゴの9割強が果実が崩れにくく酸味のあるケーキなど加工向けのすずあかね。夏秋採りは全国一の生産を誇る。

 今年のすずあかねの生産農家は、新規就農者を加え前年より5戸多い47戸(浦河町25戸、様似町22戸)。栽培面積は7万1000平方メートルで、前年から5000平方メートルほど増加している。

 すずあかねだけで本年度販売額は4億9200万円を計画し、冬イチゴなどを含め栽培農家全体で5億2960万円と初の5億円台が目標だ。

 浦河町が整備し、新規就農者にリースしている向別地区のイチゴハウスでは、2月中下旬に植えたすずあかねの苗が育ち、これから花が咲き、赤い甘い香りのイチゴがたわわと実る時期を迎える。

 地元浦河町出身で昨年に新規就農した大島泰弘さん(63)は、4棟(1棟330平方メートル)のハウスで、すずあかねの栽培に励んでいる。

 大島さんは長く郵便局員として勤務し、二男(34)が浦河に戻ってきたことを契機に、「一緒にイチゴを栽培しよう」と一念発起し、定年1年前に退職。研修を経てイチゴ農家として再スタートしている。

 「初めての昨年は分からないことが多く、失敗もあった」と振り返る。ただ、初年度の生産量は、すずあかね生産者の全体の平均を上回った。

 今年は昨年の経験を踏まえ、2月に植えたあと順調に育たない苗の植え替えなどに神経を使っている。

 培養土や液肥(液体肥料)の適切な使い方、温度管理や日照時間など気を配る作業内容は多様だ。農業改良普及員からのアドバイスで「ちょっとした苗の植え方一つでも、生育が違ってくるのを知った」という。

 就業2年目でまだまだ試行錯誤が続くが、それでも「イチゴ作りはたのしい」と話している。

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