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室蘭民報

「待ってたよ…」登別観光【登別】

野口観光入社式/極楽通り“開店”/ニクス夏バージョン

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて臨時休場していた登別市内の観光地は、1日から徐々に営業を再開。臨時休業を継続している店舗・施設がある一方で、感染拡大防止策を図りながら営業再開するなど、徐々に平常化に向けて動き出した。観光地の一日を追った。

規制を解除

営業再開が相次ぐなど観光客回復の一歩を踏み出した登別温泉街

 登別温泉街にある四つの観光スポットは同日朝、立ち入り規制が解除された。泉源公園では、登別国際観光コンベンション協会職員の中平將さんが、手際良く三角コーンなどを回収して、軽ワゴン車に詰め込んだ。「解除時間の午前9時に合わせて、バリケードを撤去しています」と笑顔を見せた。同協会は登別温泉街にある観光案内所を同日から再開。JR登別駅内の観光案内所は当面休止を継続するという。

 極楽通り商店街では、出入り口のドアを拭いたり陳列棚のほこりを払ったりと、開店準備が進められた。土産店・貴泉堂の吉田拓矢さんは「お客さんが戻ってくるにはまだ時間がかかりそうですが、少しずつでもにぎわいができればいいですね」と話した。

2カ月遅れ

出席者全員がマスク着用、席の間隔を空けて行われた野口観光グループの入社式

 登別に本社を置く野口観光グループは同11時から、登別石水亭で入社式を実施した。当初は4月1日の予定だったが、新型コロナにより中止。2カ月遅れての挙行となった。道内外21事業所に配属された46人が出席。職業訓練校・野口観光ホテルプロフェッショナル学院(苫小牧)に入校した50人はリモート参加となった。会場の席の間隔を2メートル離したほか、開始30分後には式を中断して換気も行った。

 野口秀夫代表取締役社長は訓示で、新型コロナで休業していた時期に触れて「『お客さまはいついなくなってもおかしくない』という考えが薄れていたのではないか。この苦しい状況を経験できたのはいいこと。今までの経験だけでは生き残れない。新しい力に期待します」と激励した。

 ホテルゆもと登別も同日から営業を再開した。午後1時、日帰り入浴が始まると、早速来訪者の姿が見られ、スタッフが法被を着て出迎えていた。感染拡大防止を徹底して営業を行っており、沼澤弘之支配人は「新型コロナウイルスに対応した『新北海道スタイル』の取り組みを進めています」と話した。

感染防止策

観客席の間隔を空けるなどの対応を取った登別マリンパークニクスの銀河水槽

 同3時10分、登別マリンパークニクス。この日2回目となる、銀河水槽を用いたイワシのパフォーマンスが披露された。同日から営業を再開して、銀河水槽の新・夏バージョンも同日から始まった。会場出入り口の開放に加えて、サーキュレーターを稼働させて空気を循環させた。各種感染防止策を図っている一方で、動物と触れ合える一部のイベントは休止。勝間康則営業課長は「可能な限りの対応は取っているが、今後も必要な予防策は増えるかもしれない」と述べた。

 同7時、地獄の谷の鬼花火のスタッフらが、登別温泉街に集結した。日本煙火協会の「全国一斉悪疫退散祈願Cheer up!花火プロジェクト」の一環で、鬼花火を打ち上げる準備を始めた。日本煙火協会所属のヤマニ小原煙火(北広島市)が協力した。

 感染拡大防止を図るため、打ち上げ場所となる登別地獄谷周辺の立ち入りを規制して無観客で実施。同8時、打ち上げ花火と鬼花火のコラボレーションが繰り広げられた。

 客足回復に向けて徐々に動き始めた登別市内の観光地。市が設けた観光支援の経済対策「湯之国登別応援事業補助金」は、宿泊施設や飲食店、テーマパークなどで使える8千円分の商品券を市民に配布する内容。 「影響を受けている温泉街全体を支援できる」との声もある。温泉街と取引のある経営者は「まずは市民や登別市近郊の住民など、近いエリアから温泉街を利用してもらい、お盆時期にかけて一定程度客足が回復していれば」と期待を寄せた。

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