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苫小牧民報

農業復興のシンボルへ 穀類乾燥調製施設が再建-鵡川農協

今後本格的な活用が始まる鵡川地区の穀類乾燥調製施設

 2018年9月に発生した胆振東部地震で、建物基礎が壊れるなど大きな被害を受け、再建工事を行っていた鵡川農業協同組合の穀類乾燥調製施設=むかわ町文京=の完成に合わせて17日、復興再建に伴う竣工(しゅんこう)式・起動式が行われた。出席した組合員や町役場、生産関係者らが新たな農業用施設の完成を祝った。これで同農協の地震被害による農業用施設の復旧はおおむね完了した。

 同施設はこれまで小麦や大豆、米の乾燥調製を扱っていたが、一昨年の震災により基礎の破損や床、壁に亀裂が入ったほか、乾燥機2基が壊れるなど被災した。昨年は復旧工事に時間を要したため施設が使えず、小麦は空知管内の南幌町農協、大豆は美唄市農協に調製を委託していた。

 新しい施設は鉄筋コンクリート造り2階建てで延べ床面積1140平方メートル。荷受けや乾燥、調製、出荷の設備を備え、旧施設よりも品質を維持することができる。工事は昨年5月に解体した後、8月に着工。今年3月末に完成し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で式典の開催を見合わせていた。

 事業費総額は約14億4300万円で、半額に当たる約7億180万円を国の「2018年度強い農業づくり事業」で、約3億7000万円を町が補った。

関係者らが新施設の完成を祝ってボタンを押した起動セレモニー

 式典には同組合や町役場、生産関係者らおよそ40人が出席。来賓の胆振総合振興局の花岡祐志局長は「この施設が地域農業の発展に寄与することを期待している」と述べ、竹中喜之町長は「災害に強い施設として生産者の思いのしるべになるとともに、生産意欲を高めていただければ」と思いを寄せた。セレモニーでは関係者らがボタンを押して施設内の機械を起動させた。

 長門宏市代表理事組合長は「昨年度は施設の重要性を感じた一年となった。復興のシンボルとして活用できたら」と話していた。

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