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根室新聞

厚床駅ギャラリーに「駅ピアノ」【根室】

JR厚床駅の「NEMURO FOOTPATH GALLERY」に設置された旧和田小学校のピアノ

 今年3月にリニューアルしたJR厚床駅の「NEMURO FOOTPATH GALLERY」を管理運営する厚床と別当賀の若手酪農家による「AB―MOBIT」(代表・馬場晶一さん)はこのほど、旧和田小学校のピアノを譲り受け、「駅ピアノ」として設置した。駅を利用する人はだれでも弾くことができ、「憩いや集いの場になればうれしい」と話している。

 AB―MOBITは、厚床と別当賀の若手酪農家5人が結成したグループで「酪農郷の素晴らしさを共有し、酪農に対する理解を深めてもらいたい」と活動している。その活動の柱となっているのが、5つの牧場を結ぶフットパス事業で、イギリスの「歩く権利」に端を発したフットパス事業は、全国からも高い評価を受け、多くの観光客が同駅を訪れている。

 「NEMURO FOOTPATH GALLERY」は、JR北海道と一般国道243号の「根室市明郷改良工事」の協力で平成16年に旧キヨスク跡に設置。今年3月にイベント開催時に利用できる大型ホワイトボードを設置し、展示内容も更新するなどリニューアルしていた。  今回、旧和田小学校で子どもたちが使用していたピアノを譲り受けたことから、同グループは「教育現場で子どもたちが親しんでいたピアノも地域の大切な歴史財産」と捉え、寄贈者の意向も踏まえギャラリーに展示することにしたもの。

 同グループでは「日本各地で設置しているストリートピアノのように、自由に演奏してもらい、駅を利用する人や観光で訪れる人たちと共に楽しむことができ、憩いや集いの場になってもらえればうれしい」と話している。

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