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苫小牧民報

支笏湖周辺を疑似体験 ビジターセンターにVR設置

臨場感あふれるVR映像を専用ゴーグルなどで楽しめる

 環境省は、千歳の支笏湖周辺地域のスポットをバーチャルリアリティー(VR=仮想現実)で疑似体験できるデジタル展示を支笏湖ビジターセンターに導入した。高精度の360度カメラで撮影した樽前山の火口や苔(こけ)の洞門、オコタンペ湖など、普段は立ち入ることができない支笏湖周辺のスポットやツアーを臨場感たっぷりに再現し、来場者からも好評だ。利用無料。

 国立公園利用者の掘り起こしやリピーターの拡大、滞在時間の延長を図る目的で、国際観光旅客税を財源とする3800万円で整備した。国立公園内で導入したのは初めて。当初は4月に開始予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の動向を受けて時期をずらし、6月27日から運用している。

 VR映像は2019年に製作。苔の洞門や樽前山溶岩ドームといった足を踏み入れることができない場所のツアーのほか、支笏湖でのダイビング、恵庭岳や樽前山のトレッキング、千歳川のカヌーツアーなどが疑似体験できる。詳細な解説も聞けるという。

 視聴は、センター内に設けた200インチの大画面スクリーンで見る方法と、タッチパネルモニター、専用ゴーグルの三つ。スクリーンは専用レバーを操作することで映像の角度を変えることが可能で、タッチパネルは画面に触れることで同様の動きをする。専用ゴーグルは目を覆うように装着し、顔の向きに応じて映像が360度変化。その場にいるような感覚を楽しめる。

 また、ヒメマスの生態を学べる立体ホログラムも観覧できる。いずれも同センター内で利用可能だ。

 先月行われた内覧会では、参加者から「雨で登山できない時も、気分を味わえそう」との声も。専用ゴーグルでVRを楽しんだ千歳支笏湖小学校5年の福士一汰君(11)は「絶景がすごい。山に登りたくなった。(空撮の)スカイウオークは下を見るのが怖いくらい」と話していた。

 タッチパネル3台、専用ゴーグル2台を常設、新型コロナウイルス対策で随時消毒している。

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