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日高報知新聞

「あんぜんプロジェクト」

 労働災害のない日本をつくるため、働く人の安全に取り組んでいる企業を応援する厚生労働省の「あんぜんプロジェクト」にこのほど、浦河町のJRA日高育成牧場(高嶋民治場長)が参加登録した。全国の畜産・水産業からの登録は同牧場が初めて。浦河労働基準監督署(徳本勝則署長)が創設を検討している管内軽種馬業を対象にした「優駿安全プロジェクト」の先駆けとなるもので、全労働災害の過半数を占めている軽種馬業の労働災害を確実に減らす取り組みを本格化させる。

 同省のあんぜんプロジェクトは2011年に開始。安全への取り組みを企業価値を評価する一つの要素ととらえ、プロジェクト参加企業の取り組みを広く応援し、労働災害のない元気な日本を創るのが目的。

 27日現在、全国で913の企業などが登録し、日高育成牧場は911、12番目ぐらいの登録となる。

 同牧場は、「JRA育成馬牧場管理指針」による育成馬管理や馬と接する従事者の安全装具装着の徹底などで、これまで蓄積してきた軽種馬生産・育成の見地と秘術を生かし、人馬とも安全で快適な環境づくりに継続して取り組んでいる。

 日高育成牧場のプロジェクト登録を後押ししている浦河労基署の徳本署長は、今春同署に着任。

 全国でも例がない馬産地特有の労災事故が全産業の過半数を占め(2019年62%。20年1~6月65・8%)突出していることに驚き、経営者の安全第一への意識改革と労災防止に有効な安全防具の普及支援による再発防止を目的とした「優駿安全プロジェクト」の創設を検討している。

 バイクのモトクロスを趣味としていた徳本署長は、頭や肩、腕、背中や腹部、腰、足などのけがを防ぎ軽減するプロテクターの重要性を指摘する。

 最大課題と考えている経営者の安全、労災に対する意識改革とともに、牧場で馬を世話をする従業員用として、現在は存在しない有効な防具を探し出し、これを普及させるプランにも動いている。

 徳本署長は「有効な防具の着用は、骨折などの重傷を打撲レベルの軽傷にでき、労働災害(休業4日以上)をかなり減らせる」と話している。

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