北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

白老アイヌ協会土産用菓子販売「カムイ伝説」シリーズ化

白老アイヌ協会が開発し、観光客から人気を集める「コタンコロカムイサブレ」=観光インフォメーションセンター

 一般社団法人白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は、アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に向けて開発した土産用菓子の販売に乗り出し、観光客から人気を得ている。アイヌ文化をイメージした商品で、ウポポイ内の売店や駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の観光インフォメーションセンターで扱っている。同協会は「カムイ伝説」シリーズとして3種の菓子販売を展開する。

 商品は、アイヌ民族が神とあがめるエゾシマフクロウをかたどった「コタンコロカムイサブレ」、バター使用の焼き菓子「ポロトラスク」、クルミやチョコレートをクッキーではさんだ「ニヌムサンドチョコ」の3種。苫小牧市のパン・菓子メーカー四季舎が製造を担い、「カムイ伝説」シリーズとして順次販売していく。

 第1弾として販売を開始した「コタンコロカムイサブレ」は、アイヌ民族のコタン(集落)をつかさどり、人間の暮らしを守る神とされたコタンコロカムイ(エゾシマフクロウ)をイメージした商品。税抜き価格は5枚入りで750円。今後、10枚入り(1400円)も追加する。濃紺の色調のパッケージにはアイヌ文様をデザインし、アイヌ文化を表現。文様は、町内のアイヌ文様刺しゅうサークルの作品を採用した。

 8月は第2弾として「ポロトラスク」を売り出す予定。白老のアイヌ文化伝承の地ポロト湖をイメージしたネーミングで、12枚入り600円、24枚入り1000円=いずれも税抜き価格=で販売する。パッケージは赤を基調とし、同じくアイヌ文様をデザインする。

 「カムイ伝説」シリーズ最終の「ニヌムサンドチョコ」は、アイヌ民族がニヌムと呼んだクルミを素材にした商品で、秋ごろに販売を始める予定。価格は今後決める。

 第1弾の「コタンコロカムイサブレ」は、7月12日のウポポイ開業後から本格的に販売を開始。観光インフォメーションセンターやウポポイを訪れる観光客から人気を集め、在庫が切れるほど飛ぶように売れる日もあるという。

 同協会は、アイヌ政策推進交付金活用の文化保存・伝承事業の位置付けで、アイヌ文化の価値を高める商品開発に取り組み、菓子の開発、販売にこぎ着けた。山丸理事長は「アイヌ民族が主食としたサケの薫製など今後も商品開発を進め、ウポポイ見学などで白老に来る観光客にアイヌ文化をアピールしたい」と言う。

関連記事

名寄新聞

レモン、マンゴー味の大福発売・夏季限定商品【名寄】

 株式会社もち米の里ふうれん特産館(堀江英一代表取締役)では、レモン味とマンゴー味のソフト大福を発売。1日から夏季限定で道の駅「もち米の里☆なよろ」、イオン名寄ショッピングセンター内の同社名寄店...

十勝毎日新聞

地ビールで乾杯 町内産の大麦と小豆で風味豊か【豊頃】

 豊頃町内産の大麦と小豆を原料にした2種類のクラフトビール(地ビール)を澄川麦酒醸造所(札幌市)が今月上旬に醸造し、地域の話題になっている。小笠原ファーム(町北栄)の大麦を使用した「GO OUT(...

十勝毎日新聞

畜大の酒発売 1時間で「20本」 藤丸【帯広】

 帯広畜産大学内の酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」で試験醸造された純米酒「十勝初仕込み」が完成し、30日から十勝管内の酒店などで販売が始まった。  碧雲蔵は全国初の大学内酒蔵。今春、上川大雪酒...

室蘭民報

台湾風唐揚げ人気 道の駅ウトナイ湖【苫小牧】

地震被害、食べて応援/厚真産「桜姫鶏」使用  苫小牧市植苗の道の駅ウトナイ湖で22日から、厚真町産の鶏肉「桜姫鶏」を使用した台湾風の手のひらサイズ唐揚げ「桜姫鶏炸鶏排(ザーチーパイ)」を新発売し...

十勝毎日新聞

今年も甘く肉厚…… 帯広メロン登場【帯広】

 「帯広メロン」の出荷が24日に、始まった。今年も糖度が高く、爽やかな甘味が特徴のメロンに生育した。帯広市内の量販店などの店頭に並ぶ。  帯広メロンの生産者は20年前は19戸程度だったが、現...