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十勝毎日新聞

空襲体験者「担架の血の色 克明に」 語り部の会【帯広】

帯広空襲を語る小室さん(左)と聞き手の吉沢さん

 1945(昭和20)年7月15日、米軍の空襲で1歳から17歳までの5人が犠牲になった「帯広空襲」から75年。帯広市・核兵器廃絶平和都市宣言推進実行委員会は8日、市図書館で語り部の会「『内壁に刺さっていた爆弾破片』~帯広空襲の頃の私たちの暮らし」を開いた。

 帯広空襲の体験者で、語る会世話人の吉沢澄子さん(87)=帯広市=を聞き手に、小室和子さん(89)=同=が空襲時の恐怖や悲惨さを語った。約60人が2人の対談に耳を傾けた。

 小室さんは当時14歳で、母親と2歳の妹と逃げ込んだ防空壕(ごう)での体験や、家の壁に刺さっていた爆弾の破片を現在も息子が大切に保管していることなどを話した。犠牲者の記憶では「詰め所の小屋に血のりのついた担架が立てかけてあり、血ってこんなに真っ黒になるのかと思った。馬車でひつぎが焼き場に行くのを見送った」と振り返り、「終戦が1カ月早かったら、救われた命だった」とした。

 対談の最後に小室さんは「若い人には絶対に戦争反対と言い続けてほしい。それが願い」と語った。

 市内の小坂俊昌さん(90)は「幅広い世代が参加していた。戦争の悲劇と命の大切さが伝えられたと感じた」と話していた。

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