北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

森が一つの作品に 飛生芸術祭2020開幕-白老

旧飛生小を会場にした牛の木版画展

 白老町竹浦の旧飛生小学校と周辺の森を主会場にした「飛生芸術祭2020・僕らは同じ夢をみる―」(飛生アートコミュニティー主催)が7日、開幕した。森とアートを融合させた「飛生の森」の展覧会、牛をテーマにした木版画展といったプログラムを13日まで展開する。11日からは町内各所で関連イベントを予定している。

 飛生芸術祭(白老町、苫小牧民報社など後援)は、古い木造校舎を活用したアーティストらの共同アトリエ・飛生アートコミュニティーが2009年以降、毎年開いているイベント。今回はメインプログラムとして、オホーツク管内小清水町の冨田美穂さんが牛をテーマに制作した木版画の作品展「牛の叫び声」を企画した。

 会場の校舎内では縦1・82メートル、幅2・73メートルの大型作品など12点を展示。来場者は、牛の生き生きとした姿を表現した作品の数々に足を止めている。小清水町の牧場で働きながら創作活動を続けている冨田さんは「牛のどっしりとした存在感、スタイルの美しさが伝われば」と話した。

 校舎の裏手に広がる森では、10年間にわたるアートの森づくり活動の舞台を公開。ネマガリダケで作った長いトンネル、鳥の巣のオブジェなどを配置して森自体を一つの作品とした「飛生の森」を開放し、さまざまなアートの仕掛けで来場者を楽しませている。森の中では、札幌市を拠点に活動する音楽・絵画アーティスト富士翔太朗さんが子供たちと制作したダンスの映像作品も上映している。

 飛生アートコミュニティー代表の国松希根太さん(43)は「アーティストが土地の記憶や歴史、地域資源と向き合い、仕上げた作品に触れてほしい」と言う。開催時間は午前10時から午後4時。11,12日のみ午後7時まで。入場料はドネーション(寄付)制で、会場に募金箱を置いている。

 このほか、関連イベントとして、白老牛のルーツを探った映画の上映と森の散策ツアーを行う「牛をめぐる冒険」(白老823の森、11~13日)、オンライン生配信の音楽朗読劇「白老夜話」(12日)、ダンス公演「街の朝」(しらおい創造空間・蔵、13日)などを繰り広げる。各プログラムの詳細は公式サイト(http://tobiu.com)で確認できる。

関連記事

函館新聞

函館大ビジネス企画研究室の学生がシカわな猟免許取得【函館】

 ビジネスを通じた地域の課題解決を考える函館大学のサークル「ビジネス企画研究室」の学生3人が、エゾシカなど鳥獣のわなを使った猟に必要な「わな猟狩猟免許」を取得した。道内でのエゾシカによる農作物被...

函館新聞

ガゴメ促成養殖技術を確立 函館水試 新たな収入源へ【函館】

 道総研函館水試は、ガゴメコンブの促成養殖技術をほぼ確立した。促成養殖試験に取り組む函館市内4カ所のうち、日浦町での今季の結果で歩留まり率が良く、実に厚みもあって天然に引けを取らない品質を備えて...

室蘭民報

「毒まんじゅう」もう食べられない… 地球岬で売店32年のシナダ、来月末で閉店..

 地球岬名物「炎の毒まんじゅう」で知られる地球岬売店シナダ(母恋南町)が、10月末で店じまいすることになった。地球岬一の老舗で、全国にファンを広げていた。店主の品田徹さん(79)が年齢などを考慮...

室蘭民報

企業版ふるさと納税で77万円 イオン北海道寄付第1号に【苫小牧】

給食費助成事業に活用  苫小牧市への「企業版ふるさと納税」の第1号として、イオン北海道(本社札幌市、青栁英樹代表取締役社長)がこのほど、同市に77万5455円を寄付した。寄付金は今年10月に実施...

室蘭民報

赤い羽根、今年も周知 道南バス、白ばらクリーニング【室蘭】

共同募金委の依頼受け  10月1日から全国一斉にスタートする赤い羽根共同募金運動を前に、室蘭市共同募金委員会(長谷川清敏会長)は28日、市内2企業に啓発活動への協力を依頼した。PRポスターの掲...