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苫小牧民報

市議会だより、今年度で発行終了 HPやSNSを充実-苫小牧

今年度での発行終了が決まった市議会だより

 苫小牧市議会は11日、年4回全戸配布している広報紙「市議会だより」の発行を、今年度内で終える方針を決めた。4~5月に行った市民アンケートの結果を踏まえ、費用対効果やICT(情報通信技術)化促進などを考慮して判断した。新たな情報発信の在り方は引き続き模索するが、ホームページ(HP)やインターネット交流サイト(SNS)を充実させたい考え。金沢俊議長は「発展的に見直す」と強調する。

 同日開いた議会改革検討会で決めた。

 市民アンケートの結果を分析した上、各会派の代表が意見を出し合ったが経費削減を求める市民の厳しい声が事実上、廃刊を後押しした。年間発行経費約900万円について、市議から「費用が掛かり過ぎだという市民の声もある。新型コロナウイルス流行を考慮し、市民生活を守ることを優先した予算に」といった意見が相次いだ。

 「HPやSNSでスピード感ある発信を」「HPの検索(機能)を充実させては」「公共施設に紙(の広報媒体)を置く仕組みは残してほしい」などと、代替案などについて積極的な提案も目立った。

 議会だよりの内容を「広報とまこまい」に掲載する提案もあったが速報面などに課題があり、新たな情報発信の在り方を引き続き協議することになった。

 市議からはアンケートで「65%が読んでいると答えてくれたことは大きい」「紙媒体を必要としている人もいる」などの声もあったが、正副議長が意見を取りまとめる形で決着。金沢議長は「広報とまこまいへの掲載もハードルは高いが、協議は続ける。より良い情報発信の在り方を検討していきたい」と話していた。

 議会だよりは2012年11月に発行を開始。市議が主体的に編集する形式で、16年度から改善に向けた広聴活動に取り組んできた。

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