北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

復刻シャクシャイン像【新ひだか】

【新ひだか】アイヌ民族の長、シャクシャインの没351年目の法要祭と復刻したシャクシャインのブロンズ像のお披露目が18日、実行委の主催で静内真歌の真歌公園で行われ、一度取り壊された像の勇姿がまた戻り関係者に笑顔が戻った。

 シャクシャインは、アイヌ民族の平和を願い、不平等な交易を強いた松前藩に抵抗して蜂起したが、1669年10月23日に和睦の席で謀殺され無念の最期を遂げた。

 このアイヌ民族の英傑をたたえる像は、この史実を長く後世に伝えるため昭和45年9月15日の静内町百年の年にゆかりの地、真歌山にシャクシャイン顕彰会によって建立された。

 以来毎年、NPO法人新ひだか町アイヌ協会が命日の1カ月前に法要祭を行ってきたが、18年秋、町は老朽化により倒壊の恐れがあるとして像を取り壊し、新ひだか協会は公園内の違う場所に新たな像を建てて法要祭を継続している。

 これとは別に、取り壊し前の姿で再建をめざすシャクシャイン顕彰会(土肥伸治会長)、静内アイヌ協会(葛野次雄会長)、三石アイヌ協会(幌村司会長)、復刻委員会(葛野次雄会長)が独自に法要祭を行う一方、関係者企業などから寄付を募り、集まった約1700万円で旧像の型枠を富山県高岡市の鋳造会社に送って今月完成した。「カッコロ」(マント)姿で「エコンネクワ」(山杖)をかかげ高さ4・2㍍の全く同じ姿をしている。

 法要祭は葛野静内アイヌ協会長を祭司に行われ、実行委員長あいさつで葛野会長は多くの人の協力で復刻されたことに感謝し「アイヌ民族が像の前に心を一つにし、国家にもの申す形が出来た」と喜びを述べ、来賓の堀井学衆議、金岩武吉、藤沢澄雄両道議、福嶋尚人町議会議長から像の完成を喜ぶ祝辞が送られた。

 この後、火の神へ祈る「カムイノミ」や先祖供養の「イチャルパ」がアイヌの古式にのっとって厳かに執り行われ、アイヌ古式舞踊のトンコリ演奏とアイヌの伝統歌の披露もあり、秋晴れの下で英傑の功績をたたえた。

 参加者は外国人も含め道内外から約200人。像は法要祭後、町内の倉庫に保管され次の出番を待つ。

復刻したシャクシャイン像の前で行われた法要祭

関連記事

苫小牧民報

携帯用トイレットペーパーを開発 レジャー需要や衛生対策に-東京紙工道工場

 レジスター用ロール紙などを手掛ける東京紙工北海道工場(苫小牧市柳町、本社埼玉県和光市)が、バッグにも入るコンパクトな携帯用トイレットペーパー「ノンノ」を製造・発売した。コロナ禍による屋外レジャ...

苫小牧民報

災害復旧用の特殊機械製品化 むかわ町/北見工大/苫高専/とませい/M Dinoが連..

 むかわ町と北見工業大学の地域と歩む防災研究センター、苫小牧工業高等専門学校地域共同研究センター、苫小牧市の清掃業「とませい」、むかわ地域商社「M Dino(エムディノ)」は26日、災害復旧用特...

日高報知新聞

計画案を再吟味【平取】

【平取】広域観光の振興を目指す第2回「鵡川・沙流川WAKUWAKU協議会」が20日、平取町役場で開かれた。  同会代表の遠藤桂一平取町長の開会あいさつに続き、これまでの事業計画と収支決算状況などが...

日高報知新聞

「対話」からのまちづくり【浦河】

 池田拓町長と浦河高校の生徒による「対話からのまちづくりを考える」が24日、同校で開かれ、3年生の課題研究班(23班)のうち3班が外国人との英語交流や子どもたちの運動能力を活性化する科学的アプローチ、...

名寄新聞

日本選手権で3位入賞・カーリング協会Jrチーム【名寄】

 名寄カーリング協会ジュニアチーム「JJクレッシェンド」が、JOCジュニアオリンピックカーリング第29回日本ジュニアカーリング選手権大会で3位入賞。メンバーたちが26日に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス