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根室新聞

桐沢享さん 地元の風景描いたスケッチ20選を展示【根室】

明日からの公開に展示作業を終えた桐沢さんと作品

 長年にわたって根室地方の風景を描いている桐沢享さん(85)の「根室100景スケッチ展」が、27日から市図書館2階集会室で開かれる。5月から9月にかけて本紙に連載した100景とは別に描いた新作20選を展示する。11月3日まで。

 落石で描いた「白骨の樹」、「浜の昼下がり(三里浜)」、「凍てつく岬」や浜松の「氷の滝」、明治公園の「老木」のほか、「ノツカマップの丘」、「紅煙岬」など、桐沢さんが切り取った根室ならではの風景が並ぶ。

 桐沢さんは根室管内の小中学校で教壇に立つ傍ら、身近な風景を描いてきた。誰もが知る名所はもとより、地元の人が見逃しがちな景色から地域の特色ある景観を見出し記録してきた。

 退職後、平成9年に義父・茂木幹さんの遺作を展示する私設美術館「慟哭の森美術館」を開館し、平成30年に閉館するまで館長を務めた。この間も根室市内や管内に出かけてスケッチを描き続け、今年5月から9月にかけて、そのうちの100点を根室新聞紙上で発表した。

 連載中から原画を見たいという声が寄せられたことから、展示会を計画。未発表作品から20点を選んだ。桐沢さんは今回の個展タイトルに「20選第1集」と表記しており、今後機会を見て2集、3集の展示も企画していきたい考え。

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