北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

学生の暮らし支えます 「もってけ市」で食材無料配布【函館】

 函館の有志でつくる「学生食糧支援プロジェクト実行委」(鈴木亙委員長)は22日、新型コロナウイルス禍で生活に困窮する学生を支援する初のイベント「食材もってけ市」を道教育大函館校の敷地内で開いた。コロナ禍でアルバイトが減り、収入減を強いられた学生が続々と訪れ、食材を無料で持ち帰った。

 道教育大名誉教授で函館校に非常勤講師として勤務する田中邦明さん(65)が、学生から「3食カップ麺で過ごしている」「食費を削って生活費や学費を工面している」などの話を聞き、今年7月に学生寮(男子寮と女子寮)に段ボールで野菜を届けたのがきっかけ。評判が良く、ニーズも高いと感じた田中さんが道中小企業家同友会函館支部に食材提供を呼び掛けた。

 今回集まったのは、カップ麺や野菜(ジャガイモ、カボチャ、タマネギ、キャベツなど)、米、缶詰、菓子、ジュース類などで、学生が希望の品を持ち帰った。この中で、はこだて・ブリ消費拡大推進協議会(事務局・渡島総合振興局)は、函館産ブリのPRも兼ね「ぶりのオイル漬けほぐし身缶詰」100缶を提供した。

 同校4年の横山好(このみ)さん(22)は「教育実習や就活でバイトができず、感染の恐怖もあってバイトに行くのを躊躇(ちゅうちょ)したこともあった。収入が減り、貯金を切り崩して生活していたので、企画はありがたい。函館の人の温かさを感じる」と話していた。

 鈴木委員長(39)は「学生がバイトしていた本町の居酒屋が閉店するなど、収入が大幅に減少し修学の継続が困難になっている人もいる。道外出身者も多く、バイトをしないと親の仕送りだけで生活するのは厳しい。息の長い支援を続けたい」と話した。実行委では今後、公立はこだて未来大のある赤川方面、函館大や函館短大、函館高専が近い湯川地区でも企画を検討しているという。

食材を品定めする学生

関連記事

函館新聞

消費拡大、生産者を応援 市内飲食店が地場産品メニュー考案【函館】

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食需要が激減し、道南の生産者がつくった食材の出荷先がなくなっている中、函館市内の飲食店などが地場産品を使った新たなメニューを考案するなど、消費拡大を図る動き...

函館新聞

基坂 柔らかく照らす 光の万華鏡スタート【函館】

 イルミネーションイベント「はこだて光の万華鏡」(はこだて冬フェスティバル実行委主催)の基坂会場が20日に始まった。斜面の両側の歩道を柔らかく照らす光と心地よい音楽の共演で、冬の西部地区を彩る。 ...

釧路新聞

ファン見守るなか、冬の湿原号試運転【釧路】

  JR北海道が釧網線の釧路―標茶間で運行する人気観光列車「SL冬の湿原号」が23日に今季の運転初日を迎えるのを前に、試運転が20日、本番と同じルートで行われた。沿線の撮影スポットには今年最初に走る...

日高報知新聞

男女26種目でタイム競う【浦河】

 浦河スケート協会(小林孝範会長)主催の「2021南北海道スプリント競技会」が17日、浦河町緑町の町営スケートリンクで開かれた。幼児から一般まで延べ約60人が出場し、男女26種目で100~1000㍍のタ...

日高報知新聞

様似町の経済や文化に貢献【様似】

【様似】様似歴史研究「会所の会」(笹島秀則会長)は、17日から24日まで中央公民館ギャラリー21で約60点の写真展「今、よみがえる日高随一の工場~日本電工展~」を開催している。  経営統合で2014年に...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス