ホテルサンルート、来春アパホテル系列に ブランド力生かしビジネス客獲得へ【室蘭】

来春3月にアパホテルにリブランドするホテルサンルート室蘭
室蘭市中島町のホテルサンルート室蘭を運営する室蘭ホテルシステム(櫛引秀明代表取締役社長)は、大手ホテルチェーンのアパホテル(東京)と新たにフランチャイズ(FC)契約を結び、2021年(令和3年)3月31日、リブランドオープンする。海外含め10万室超、会員数1500万人のアパグループのブランド力を生かし、ビジネス層の宿泊需要獲得を目指す。
サンルートとの契約は来年3月30日まで。アパグループとしては胆振管内初。道内では札幌、函館、帯広に次ぎ4都市目となる。
リブランドに伴い館内をリニューアルする。増室はしないが全客室をアパ仕様に変更、フロントロビーも改装する。スマートフォン決済対応のチェックイン機など最新のフロントシステムを導入する予定。
室蘭ホテルシステムは、1986年(昭和61年)に開業。以来、サンルートホテルチェーンとして35年間営業してきた。宿泊は鉄鋼業など市内企業の出張利用のビジネス客が中心。宴会場などの利用も収入源の柱だ。
市内ではここ数年、全国展開する大手ホテルチェーンが相次ぎ進出。各ホテルが外国人観光客などの集客力を発揮し、同社も比例してビジネス利用を伸ばしていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で激減。サンルートグループは店舗数が縮小しており、アパグループのネットワークやネームバリューを生かし、顧客獲得を図る。
櫛引社長は「室蘭ではアパ会員がほかのホテルチェーンを利用しており、アパ会員の取り込みを図りたい。新型コロナの収束次第だが、競争力を付け、宴会も継続しながら愛されるホテルを目指していく」と話している。
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