名称「中島・湖の森博物館」 ジオパークなど三つの展示で情報発信【洞爺湖】

「中島・湖の森博物館」のイメージ図(洞爺湖町提供)
4月下旬オープン目指す
洞爺湖町は洞爺湖の中島にある旧森林博物館を建て替え、今春誕生する博物館展示施設の名称を「中島・湖の森博物館」に決めた。「ジオパーク」「洞爺湖中島」「中島散策」の三つの展示スペースを設け情報を発信する。4月下旬のオープンを予定している。
旧博物館は築60年以上が経過し、老朽化が激しかった。展示内容の情報も古く、学ぶべきテーマが現在のニーズに合っていなかった。新博物館は木造平屋建て約400平方メートル。工事費は約2億1400万円。
名称は昨年秋に公募。応募総数219点の中から、昨年12月に、とうや小5年の和泉莉音さんの作品を選んだ。施設は外観がほぼ完成し今後、内装工事を行い、展示物を搬入。オープンへ向け、準備を進めている。
町内では今年、中島・湖の森博物館のほか、アイヌ民族共生拠点施設の完成や入江高砂貝塚館のリニューアルオープンなどが控える。町の観光振興課が「いろいろな施設がオープンするので、明るい兆しになればうれしい」と期待を込めている。
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