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日高報知新聞

転換バス運行概要発表

 日高町村会(会長・坂下一幸様似町長)、日高地域広域公共交通確保対策協議会(会長・大野克之新ひだか町長)、JR北海道(島田修社長)は18日、浦河町の日高振興局で合同記者会見を行った。坂下町村会長と大野協議会長、JR北海道から綿貫泰之副社長が出席し、JR日高線鵡川―様似間(116㌔)の廃止に伴って4月1日から運行開始する転換バスによる新たな広域公共交通体系案の概要を発表した。

 開会で坂下町村会長は「今日にいたる第1段階は国と北海道、JR北海道と日高線復旧のための取り組み、第2段階は議論のポイントを設定し鉄道以外の移動手段の調査検討、第3段階は鉄道廃止によるバス転換の要請に伴い、日高地域の公共交通手段として最終的にバス転換を選定し協議検証してきた。特にバスのダイヤ改正はジェイ・アール北海道バスと道南バスのバス事業者の協力により、現行の列車代行バスのほか既存運行バスの全てを検証しながら、今後、持続的、継続的に便利でより良いものにするため、通学や通院で利用される方々の利便性や速達性を軸に、長距離路線の運行経路や枝線から幹線への接続など懸案事項を一つずつ洗い出しながら、バス事業者と調整してきた。現在は国に認可申請中であり、4月1日からバスによる新しい日高地域の広域公共交通をスタートさせたい」とあいさつ。

 新たな転換バスなどの運行が行われるにあたり、JR北海道からの拠出金25億5500万円の管理を始め、日高地域の広域公共交通を維持していくための新たな組織として、4日に日高地域広域公共交通確保対策協議会を設立し、会長に就任した大野新ひだか町長は、「4月1日からバス転換がいよいよ動き出します。今後もバス事業のあり方を7町連携しながら協議を続け、1日でも長くこのバス路線が続くよう運行を模索しながら職務を全うしたい」と述べた。

 JRの綿貫副社長は「被災してから6年余り経過しており、その間代行バスを運行し、地域の皆さんに不便をおかけし改めてお詫び申し上げたい。昨年の10月に地域の皆さんの苦渋の決断により鉄道事業の廃止に同意いただき、バス転換の合意をいただいてから、バス事業者や地域の皆さんを交えながら、この地域の新たな交通体系について、地域の要望、ご意見を伺いながら現在運行しているバスの一体的な検討をしてまいりました」とあいさつし、続けて配布資料により新たな交通体系の最終案を説明した。

 新たな交通体系案の説明では、①道南バスの各路線、ジェイ・アール北海道バス、列車代行バスを各地域の要望を踏まえて一体的に検討②今回構築したバスを基軸とした日高エリアの公共交通を積極的に利用③将来に向けて利用状況などを確認しながら、日高エリアの公共交通体系が持続的で便利なものになるように必要な見直しを行う―ことなどを柱にした案が示された。 

 概要では、①静内高校や苫小牧市内の高校への登校バス6便新設や既存路線バスの高校乗り入れなど、通学生の利便性の向上②停留所の10カ所増設(「新冠農協前」、新ひだか町「西端生活館」「日高東別」「蓬栄」「本桐」、浦河町「常盤通」「浦河小学校」「大通4丁目」「新緑橋」「緑町」)、低床バス化(新車9台予定)により、日常の通院や買い物利用の利便性の向上③時間帯により短絡ルート(国道経由)と市街地立ち寄りルートを使い分け、きめ細かなニーズに対応④えりも~苫小牧間を、様似で列車に乗り継いでいた時と同等の3時間50分で結ぶ直行の特急バス(特急とまも号・1日1往復・予約制)を新設し、広域の通院や買い物などの利便性の向上などポイントを説明した。

 運賃では、鉄道廃止時に通学定期券を利用の人は、一定期間の差額をJRが補償する。認可は3月中旬以降となり、各町の広報誌やホームページなどで住民周知する予定。

4月から運行開始する転換バスの概要案を説明するJR北海道の綿貫副社長(左)、坂下日高町村会長(右)

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